モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

iPhoneが日本で生まれない理由。ジブリから学ぶ天才中心型組織の条件

なぜ日本ではiPhoneが生まれないのか?そのような独創的商品が最近でなくなったのか?最近、私なりに、いろいろ考えている。 iPhoneの中には様々な革新的なアイデアが詰まっている製品であることから考えると、一つの仮説は、社員のアイデア力の違い。しかし…

最先端の情報収集の努力より大切な温故知新〜ジブリの鈴木さんとワン

PODCASTの「ジブリ汗まみれ」という番組で、ジブリの鈴木さんとワンピースの作家の尾田栄一郎さんが対談されているのを聞きました。 その中で、なるほど・・・と思った話をご紹介。正直、私は漫画もアニメも全く詳しくないのですが、そんな私でさえ、お二人…

学ぶ時間を減らし、咀嚼する時間を増やす。

先日、お会いしたある企業の課長さん。大変な努力をたくさんしているのですがが、成果は・・・ こんなにたくさん勉強会や、本を読んでいる勉強家の彼が、ナゼ、成果が出ないのか?一言で言えば、「勉強法が悪い」という事なのですが、いい表現が見つかりませ…

アイデアマンになる為の、たった一つの習慣

私達は、様々なアイデアを必要としています。 私で言えば、 執筆のアイデア ブログのアイデア 自分の商品を販売する為のアイデア 経営戦略のアイデア等々。 皆さんも、様々なアイデアを必要とされ、「何かいいアイデアがないだろうか?」と思いながら、情報…

国民とか世論とか、「社会的証明」の悪用をマスコミはやめるべきでは

ある方向に、人をモチベーションUPさせる為の、一つのテクニックとして「社会的証明」の活用という方法があります。 人は、自分の取るべき行動に不安を感じる状態になると、他人がどのように振る舞っているかを見て自分の行動を決めるという特性を利用したモ…

なぜ、あなたの問題は解決しないのか?問題はパズル型か?ミステリー

マルコム・グラッドウェルの「失敗の技術」という本。(講談社様、ありがとうございました!) とっても面白かったので、ご紹介。 マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選2 失敗の技術 人生が思惑通りにいかない理由 (マルコム・グラッドウェルTHE …

職人気質の悲劇

私達は、いろんな作り手の立場になります。商品開発はもちろん、販売促進策を作ったり、ブログを書いたり、何かの発表を行ったり。作り手の立場に立った時、私達は、作り手の際、「全く新しいモノ」「今までにないモノ」を作って、驚かせてやろう!既存のモ…

素晴らしい事ほど、コストの支払いを要求する

どんなに素晴らしいと思われる事でも、コストが必要になる。そして、コストを払わなければ、素晴らしい事が要求する「しっぺ返し」は、とんでもなく大きなモノになる。しっかりと、コストを払ってくことを厭わない事の重要性について、最近よく考えます。 例…

ルーチンと非ルーチンが混在している仕事でのモチベーション

ダニエルピンクの新著。モチベーション3.0という本を読みました。 モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか作者: ダニエル・ピンク,大前研一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/07メディア: ハードカバー購入: 101人 クリック: 5,453…

Padを批判した宮崎駿監督に共感。「知ったか人」増殖の危機

宮崎駿監督が、iPADについて語ったエントリが話題になっています。代表的なものが、このエントリ。宮崎駿監督iPadについて「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」と語る私もiPadを、発売初日に手に入れました。リビングネットツールとなっており、家族中が寝転…

つかこうへいさんが教えてくれた「教育の根本」

7月10日に演出家のつかこうへいさんが亡くなられました。演劇界の風雲児、美学貫き…つかこうへいさん逝く 私にとって、つかこうへいさんは恩人です。 会ったこともなければ、舞台も見たこともありません。 彼と出会ったのは、文字の世界だけ。文字の世界…

あなたはPKを蹴りたいと思いますか?

昨日は、私の周りはワールドカップ一色。普段、サッカーなんか見たこともない人まで、話題はサッカーでした。皆さんの周りもそうではありませんでしたか? 特に、話題の中心はPKを外した駒野選手の話。 「PK外したのは仕方がないよ」という同情論から 「…

「おもしろき こともなき世を おもしろく」

以前、ある会社で中堅社員との会話です。その際、歴史的人物で誰を尊敬するのか?という話になりました。 彼は、高杉晋作が最も尊敬する人物だと言うのです。そこで理由を尋ねてみました。その理由の一つが彼の辞世の句でした。 「おもしろき こともなき世を…

究極の楽しさ創造の達人 ネルソン・マンデラ元大統領を知ろう!

今日から、いよいよワールドカップですね。私は中学校の時、サッカー部だったので、当時からワールドカップが大好きで、今回も、日本代表の活躍も含めとても楽しみにしています。(中学校の時は、マリオ・ケンペスというアルゼンチンの選手が大活躍してまし…

豊かな人が不幸になっていくキッカケ

私たちは、豊かになることを目標に生きています。 豊かになった=幸せ この公式は、ホントなのでしょうか? 金銭的に豊かになること アイデアが豊富に出てくる たくさんの事業に成功すること 沢山の知識を学ぶこと 沢山の語学を操れること 沢山の車を持つこと…

責任とれと言う前に、責任とれと言われたら考えること。

私たちは、よく「責任」という言葉を使います。 例えば、新聞では小沢幹事長に、「政治責任をとるべきだ」「説明責任を果たせ!」とかいう話がよくのっています。 また、会社においても「キミは、責任をもってやってくれなければ困るよ」とか、「どう責任を…

プロフェッショナルの生産性を上げるハック「岡目八目成果分析トレーニング」

あなたの仕事は何でしょうか? 「営業する仕事です」「経理をやっています。」「経営企画をやっています。」等々が一般的。 こう質問された際に、すぐに「自分が期待されている貢献や成果を仕事だ!」と答える人は、ほとんどいないそうです。 ライフハックな…

今の時代の教育に欠かせない!「検索リテラシー」アップ教育

昨日、子供の父兄参観日に行ってきました。 小学3年生の娘と、小学校6年生の娘がいるのですが、子供達が受けている授業はとても興味深い ものでした。特に、小学6年生の娘の授業は、「漢和辞典の使い方について」でした。 漢和辞典の 部首索引 画数索引 …

能力の高い人への教育と、問題児への教育はどちらが難しいのか?

前回に続いて、人材育成に関しての誤解についての話。 一般的には、教育能力が高い人というのは、レベルの高度なことを教える人というイメージがあります。 例えば、大学院の先生と、小学校の先生とはどちらがレベルが高いと思うか?と聞くと、多くの人は、…

どんな人でも教育すれば育つのか?

新入社員が入社してくる4月。多くの先輩達が、新人の教育をされていると思います。教育を任された新人が優秀な人であれば、ラクなのでしょうが、現実、会社にはいろんな人がいます。決して、優秀な人ばかりではありません。優秀なレベルどころか、第3者の…

やる気スイッチの入っていない新人に真面目に教えてもぬかに釘。アプローチを変えよう!

このブログを読まれている方には、4月1日から入社してくる新人の教育担当をしている人もいると思います。逆に、新人の方も読まれているかもしれません。 私はよく新人教育などを見学する場面が多いのですが、そこで思うのが「退屈そうな顔をしている新人が…

オリンピック観戦で学んだ7つのこと

バンクーバーオリンピックが終わって、まだ1週間しかたっていませんが、すっかり過去のことになってしまいましたよね。 ここ1週間ブログを更新していなかったので、オリンピックで学んだことを自分なりに整理していませんでしたので、ちょっと再整理。 スポ…

ソフトバンク、NTTはもっと「公器」としての志を持つべきではないのか?

社会の公器を担っているビジネスがあります。 水道、電気、ガス、鉄道、飛行機。そして通信・インフラ。 公器を担っているビジネスは、その見返りとして、競争の激化から守られ、ある程度の収益が守られている。 また、JALのように、企業が破綻しそうになっ…

行間を埋める能力を身につける

この不況期の今。最近、私の仕事で多いのが、経営改革の依頼です。 経営改革を行う上でまず取り組むのが、改革のための経営計画作りです。 そんな経営計画などを構築する際に、とても悩むのが、どのレイアーまで落とした経営計画を作成するかということです…

朝青龍問題の真の問題は何か?「大相撲業界の使命」の揺らぎ

朝青龍がついに引退することになりましたね。私は最近ではすっかり相撲を見なくなったのですが、若い頃までは大好きでした。中学の頃なんか、休み時間になれば相撲をしており、ベルトを通す穴がいつも、なくなっている位でした。 しかし、千代の富士が引退し…

効率、効率ってみんなが言っている時代。あえて違う道を選ぶこと

最近、クライアントであるインプラントの歯科医院の先生と仕事をしていて、気づいたことがあります。 それが品質へのこだわりということ。 先生の品質へのこだわりは、端から見ていても尋常ではないほどです。特殊な症例で、神業が必要とされるような手術で…

安さだけではない。中小スーパーでも大手に勝つ時代。そのチームの秘訣は・・

企業間競争激化の時代。 チームの生産性アップを行うカギは、「現場の創造性をどう発揮させるか!」にかかっていると思います。 リーダーが指示や命令をせずとも、チーム全員の一人一人が、 ・今日の仕事より、もっとお客様に喜んで頂くには何をしたらよいだ…

なぜ今年の予測は外れるのか?ハズレ予測でも成功する生き方

ほぼ日の糸井さんのコラム「きょうのダーリン」の言葉から。 「こうすればいい」とか、 「これがいい考えだ」とか、 「こうなるにちがいない」というような発言が、 新年の仕事始めの時期には、 たくさん流れはじめます。 政治家が、評論家が、経営者が、 あ…

2010年。金銭的報酬を払えないのなら、ワクワク報酬だけでも大盤振る舞いしてみよう。

昨年の末、「凹まない生き方」の著者の心理カウンセラーの倉成央氏と久しぶりに打合せをする機会がありました。彼の所には、鬱になりかけのビジネスマンや鬱病の患者さんが多数訪れるようで、2009年度はその数も一層多くなったそうです。それも、私達の…

「成功するには苦労が伴う」という当たり前の言葉。避けていませんか?

昨日、カンブリア宮殿、見ました? 面白かったですよね。 私は、仕事をしながら見ていたのですが、その中でも気になる言葉がいくつかありました。 会社に内部留保するのではなく、社員に内部留保。BYメガネ21社長 激安と言うのなら、「なぜ激安ができるよう…