アイデアマンになる為の、たった一つの習慣
私達は、様々なアイデアを必要としています。
私で言えば、
等々。
皆さんも、様々なアイデアを必要とされ、「何かいいアイデアがないだろうか?」と思いながら、情報収集をされているのではないでしょうか?
私も、「アイデア発掘の為の情報収集」に
- 読書
- ブログ
- ニュース・新聞
- TWITTER
- PODCAST
等々に1日約3時間近く費やしているのではないでしょうか?
特に、IPHONEを活用し始めた、昨年から、スキマ時間に「情報収集ができる」という事から、大幅にその時間が増えてきています。
そんな私に最近、衝撃を与えた言葉をご紹介します。
それは、マルコム・グラッドウェルの「ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想」という本の言葉です。
マルコム・グラッドウェル THE NEW YORKER 傑作選1 ケチャップの謎 世界を変えた“ちょっとした発想” (マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選)
- 作者: マルコム・グラッドウェル,勝間和代
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: ハードカバー
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- アイデアを見つける秘訣は、たとえ誰であろうと、何であろうと「語られるに値する物語がある」と、自分に思い込ませる事。
- 権力がある者が知識があるのではない。物語を見つけたければ権力がある者、TOPの者ではなく、現場で働く人達の中にアイデアは落ちている。
私は、この言葉を読んだ際、当たり前の話ではあるのですが、目から鱗でした。
先ほど、私は3時間ほど、様々な媒体を通して情報収集をしていると書きました。しかし、それの3〜4倍、実際に多くの人と接する時間があったりします。
- 妻
- 子供
- クライアントの社長
- クライアントの社員様・リーダー様
- ビジネスを共に行うパートナー
- 友人達
- 買い物などを通して接する人達
等々と接する時間。これらの時間に、いかに「ボーッ」とせずに接するか?
彼らと接する際に、「絶対に、ここに語られるに値する物語。アイデアが存在する。」と思いながら、日常を送るか?こちらのほうが、「アイデア収集に大事なんだ」と改めて、認識を改めさせられました。
「誰であろうと、何であろうと、そこには語られるに値する物語がある」と思うと、実際に、たくさんのアイデアが落ちています。例えば、昨日、あるレンタル会社に行った際の話。そこで、「仕事を楽しくさせる事で、モチベーションをどう上げるか?」という話をしていました。そこでの会話で、その社長はこんな事を教えてくれました。
「仕事を楽しくするという事で言えば、リーダーの役割は大きいですよね。現場でできる仕事を楽しくする事は、リーダーであればいくらでもできる。ある支店では、営業大相撲という事をやっているそうです。全営業マンを相撲取りに例えて、1対1の取組を行う。営業マンには力の差があるから、それをもとに番付も行っています。横綱、大関等々、営業マン毎に場所毎に番付が上下していきます。これも相撲と同じです。
実際の場所の取組は、山本さんVS田中さん、大石さんVS小林さんなど取組表があり、勝敗は、どれだけ1日実績を上げたかで決まる。翌日には、その対戦の組み合わせが変わり、15日の勝敗で優勝者が決まる。またその結果に応じて、番付も変わるそうなのです。
これなども、営業の現場を楽しくする為のアイデアで、とっても面白く、勉強になりました。この大相撲ゲーム。いろんなところで、仕事を楽しくし、モチベーションを上げていくためのアイデアとしていいのではと思いました。こんなアイデアを、日々接している方々の中に存在している。
「誰であろうと、何であろうと、そこには語られるに値する物語がある」と、どんな日常の場面にも「絶対にアイデアを見逃さないぞ!アイデアを発見してやるぞ!」とアイデアにどん欲な姿勢を持つ。現場で働く人達の中にこそ、真のユニークなアイデアがある。
これこそが、ユニークなアイデア発見の極意ではないか?グラッドウェルの一言は、それを気づかせてくれました。