意志力を高める為の24のチェックリスト
先日のエントリー「意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体」でご紹介した「意志の科学」についての続き。
- 作者: ロイ・バウマイスター,ジョン・ティアニー,渡会圭子
- 出版社/メーカー: インターシフト
- 発売日: 2013/04/22
- メディア: 単行本
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意志力は、経営改革の断行、経営目標の達成、難しい仕事をする際、嫌な仕事をする際などビジネス面はもちろんのこと、受験勉強中の学生の方、ダイエットや禁煙等を行おうとしている方などにも必要なもの。
困難な事を乗り越えようとする際、楽しくする為の工夫だけで実現できるのが理想ですが、現実には工夫だけでは乗り越えることのできない辛い事、キツイ事が存在するし、その際はやはり一踏ん張りする意志力が必要になってきます。
今日はこの本をもとにして、私が行って成果の上がった、私の周囲の人が実行して成果の上がった「強い意志力で仕事を進める為の仕事術」を紹介。
「意志力とは何か?意志力を高める為に知っておくべき7つの正体」で紹介したように、強い意志力で仕事を進めようとすれば4つの視点から、日々の活動を見直す必要があると「意志の科学」は語っています。
まずは、この4つの分野別に、意志力UPの為の24チェックリストのみを本日は紹介。明日以降にリストの詳細をご紹介していきます。
- あなたの意志力UPに向けた日々のトレーニング
- 瞑想を行う
- 背筋を伸ばすことを意識する
- 意志力が必要となる、容易ではない体験を行う(マラソンに参加する等)
- ピアプレッシャーのかかる場を作る
- 机とその周りを整理整頓する
- 瞑想を行う
- 意志力をムダに使わない
- 誘惑に駆られるものを遠ざける(遠ざかる)
- 意志力が低下している状態、グルコースが低い状態で意志力非常にいる大切な仕事はしない。(昼食、夕食の前)
- プリコミットメント(将来強い欲求・誘惑にかられることを事前に見越して自らを拘束する:事前拘束)を作っておく
- 意識が必要なことでも繰り返し繰り返し行い習慣化することで、無意識に行動ができるようにする。
- お楽しみは後回し戦略を使う
- 集団の力を借りる
- 誘惑に駆られるものを遠ざける(遠ざかる)
- 必要な場面で、効果的に意志力を使う
- できる限り意識するのは、一度に一つの目標に絞る
- 意志力を過信しすぎてはいけない。最初は目標は現実的なものにする。
- 気に病まないためのリストを作ろう
- 計画錯誤(時間を少なく見積もりすぎて、やるべきことを詰め込み過ぎる状態)にならないようにする。
- 代わりのことはやらないようにする。
- 自分の活動を記録し、数値化することで、自己認識できるようにする
- 小さなご褒美を頻繁に与え、大きなご褒美をたまに与える
- 我慢して何かをやった後は、意志力が消耗しているので次の誘惑に負けやすい。疲労回復策を実行しろ。
- できる限り意識するのは、一度に一つの目標に絞る
- 適時、意志力の疲労回復を行う
明日以降、チェックリストの中身について解説していきます。