モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

心の中にヒーローを一人飼う

先日、PODCASTを聞いていたら、映画評論家の町山智浩さんが、みうらじゅんさんからのアドバイスについて話をしていた。

一言で言うと、「心の中にヒーローを飼え」という話でした。





ここで言うヒーローとは、自分が憧れるヒーローということ。ヒーローと言っても仮面ライダースパイダーマンのようなアクションヒーローということではなく、スポーツ選手でも、ミュージシャン、戦国武将でも、経営者でも、身近な先輩でもホントに「あのような人になりたい」と思うような人なら誰でもいいということ。(みうらさんは、ジョン・レノンの話をされたそうですが)











私達は、日常、様々な悩みに出会います。

  • 売上目標を達成するにはどうしたらいいのだろうか?
  • イヤな上司とどう付き合っていけばいいのだろうか?
  • 転職をしようか?
  • 等々

そんな悩んでいる時に、自分の心の中にいるヒーローの出番になる。

例えば、坂本龍馬が自分のヒーローの人だと、「俺は、この売上目標が達成できないこの時期に、ウジウジ悩んでいるだけで、行動が全然できていない。坂本龍馬が、こんな状態だったら、俺と同じような行動をするのだろうか?」と考えてみる。つまり、自分の悩みにヒーローが出会ったとき、同じような行動をするかを振り返ってみるということ。





当然、憧れのヒーローは、私達が憧れるような実績を残しています。憧れるほどの実績は、私達の日常と違う、思考パターン、行動パターンを行います。私達と同じような常識的な思考パターンしかしなかったら、結果などしれているからです。





恐らく、私達と同じ環境に出会ったとき、「坂本龍馬であれば、違うような行動を選択したハズ」。憧れている人がいるのであれば、憧れの人と同じような思考パターンで行動しなければ、同じような結果など残すことができないという理屈です。





確かに、その通りだと思うのです。私達は、悩みに出会ったとき、自分の思考パターンで解決しようとしすぎてしまいます。その際、自分のヒーローに登場して貰い、思考の幅を広げて貰う。自分のモチベーションアップにも、このやり方は使えそうです。(ヒーローになったつもりで、行動ができていけるのですから)




この方法を実践しようと思う場合必要になるのが、「自分のヒーロー」をしっかり探すこと。そして、その「ヒーロー」の行動パターンをしっかり学ぶことが必要になります。私には、たくさんのヒーローがいすぎるのが問題。誰か、一人に絞って、ヒーローに登場してもらうという事をやってみたいと思います