モチベーションは楽しさ創造から

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『仕事ができる人』とは『要領だけがいい人』なのか?

昨日のエントリ『忙しい人』と『仕事ができる人』の20の違いは、かなりの方が見て頂きました。ありがとうございます。好評だったら、時間管理編をご紹介するとお約束していたのですが、昨日のコメントやブクマを見ていて、ちょっと気になった事があったので、そちらの方を優先的に書きます。来週にでも、時間管理編は、ご紹介させていただきます。





気になった事とは、コメント欄やブクマのコメントの方に「仕事ができる人」は「要領だけがいい人」ではないのか?或いは、「仕事ができる人」ばかりがいても会社は成り立たず、「忙しい人」がいるから会社は支えられているのではないかという問題提起を頂きました。





面白い角度のご指摘だと思うのです。なるほどと感じました。「仕事ができる人」と「要領だけがいい人」とは同じなのかと考えてみました。私なりの結論は、「仕事ができる人」と「要領だけがいい人」似ているようだけど、大きく違うのではないかという事。「要領だけがいい人」は、単なる「偽装 仕事ができる人」なだけで、その「偽装」はすぐに、周りにバレてしまう話なのではないでしょうか?ちょっと、この2つの違いを昨日の形式で、私なりに整理してみました。



  1. 要領だけがいい人は、物事の判断基準が短期的。目先がうまくいく事ばかりを考えている。

    できる人は物事の判断基準が中長期的。その場を乗り切るだけでなく、少し先をいつも見ている。



  2. 要領だけがいい人は、自分だけの事しか考えていない。

    できる人は、周りの人の仕事がうまくいかなければ、自分に跳ね返ってくる事が分かっている。



  3. 要領だけがいい人は、困っている人がいても手伝わない。自分の仕事が終われば、それで終了。

    できる人は、時間が許す限り、困った人がいれば一緒に問題解決の手伝いを行う



  4. 要領だけがいい人は、受け身の仕事の仕方。受けた仕事を要領よくこなす事は大変上手だが・・

    できる人は、先回りの仕事をする。相手に要求される前にその仕事の準備を行う



  5. 要領だけがいい人は、部分最適だけの仕事になっている。どこかで泣く人が生まれてくる

    できる人は、全体最適の仕事を行っている。彼が早く仕事を切り上げたから、誰かが泣く事はない。

  6. 要領だけがいい人の仕事は、自分がラクしているだけで、会社の収益にほとんど寄与していない事も多い。

    できる人の仕事は、会社の収益に確実に寄与している。



「できる人」がこのような仕事ぶりができるのが、「忙しさ」に振り回される事無く、余裕がある状況だからではないかと思うのです。自分が忙しくてたまらないという状況であれば、他人の事どころではなくなりますからね。





ご指摘のように「要領だけがい人」とは、言われたくないですよね。ホントのできる人になりたいものです。(まだ、私もホントのできる人への道程は遠いと思いますが、一歩ずつ進んでいきたいですね。)

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