モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

たまには、『競わない。比べない。自分に出来ることをする』と考えた方がいいよ、というお話

昨日のエントリがすぐ、自信回復するための20ハック が多くのアクセスを集めています。(もとネタの松脇さんありがとうございます。松脇さんのブログ素敵な人生を生きるコーチング日記も是非、ご参考下さい)




そんな中、思わぬ反応もありました。私のWEB関連のブログでは一番のYamadaさんに『競わない。比べない。自分に出来ることをする』でいたら、人生の楽しさを失うよ、というお話*ホームページを作る人のネタ帳にも取り上げて頂きました。Yamadaさんは、私の記事の



「競わない。比べない。自分が今できることを精一杯やろう。」と意識する。
自分のやりたいことをやり始めても、他人が自分よりも先に進んでいると、焦りの感覚が出てきます。この感覚をどう払拭するかが鍵です。そんなときは、「競わない、比べない、自分が今できることを精一杯やろう。」と言い聞かせる事。その道のプロになった人たちは、「自分という畑をどう耕すか、どう花を咲かせるか、どう怠け心と闘うか、すべて自分が対象です。人のことは考えていません。」

のところに引っ掛かりがあったようで、


私に染み付いたこれまで営業経験は、こんな考えとは全く正反対だ。




私は出来ることなら誰かと競いたいし、自分と誰かを比べてみて、どこが自分に足りないかを即座に見つけたいし、自分が出来ることを精一杯やるなんて思う暇があったら、自分がしたい事を決定し、その目標に対する行動をただ起こすだけでいいと思うタイプの人間だ。

とyamadaさんはそのエントリーの中で述べられています。

私も、常にココロが平常な時、落ち込みも大した事がない時は、恐らくyamadaさんと同じような感じだと思います。本業の経営コンサルティングは、中心は「いかに他社と差別化するか?」です。HPもそうだと思うのですが、企業も「顧客から見て、競合と同じように見られたら最後。いかに競合より優れたモノと認識されるか?」が利益の根幹をなしていきます。その為には、徹底して競合を研究していく。そして、他社より評価される為には、何をどこまでの基準で達成すべきかを目標設定して、日々それに取り組んでいくという事を毎日、毎日、やっています。

ホントは、日常がそんなパターンで生きてるんで、ブログではそんな事はやりたくなかったのですが、いつのまにか、日々の自分に戻ってしまっています。yamadaさんと同じように、競合分析を行い、競合に勝つための特色作りを日々考え、注目エントリーをチェックしながらネタが被らないように、かつトレンドを分析し、Web Scouterで自分のランクを確認したり、ブクマ数やアクセス数が多かった、少なかったと一喜一憂しています。そして、その事がこのブログを進歩させているのだろうとも思っています。

yamadaさんが最後に書かれた、

幼いながらも勝つためにどうすればいいのか。

負けた悔しさ。勝った喜び。



これらはやっぱり、相手がいて初めて生まれる感情ではないだろうか。




人と競わないで何が楽しいのだろう。



人と比べないで自分の欠点が見えるのだろうか。




自分が今出来る範囲だけで行動するのは、なんと小さな行動範囲なんだろうか。

という事も、そうだと思います。スポーツも「勝った、負けた」という事があるから面白い。サッカーに点数という事がなかったら面白くもない。この「競争」「点数」という事は、仕事をゲーム化していき、モチベーションを高めていき、仕事を楽しくしていきます。モチベーションアップのキーにはなると思います。楽しさの鍵になってくるキーです。(目標とモチベーションの関係はまた別の機会に触れさせて頂きますが)





しかし、ここまではyamadaさんにメチャ同意するんですが、自信が失われた時はやっぱり、松脇さんの「競わない。比べない。自分が今できることを精一杯やろう。」と意識すると言うアドバイスは役に立つと思っています。少しくらいの自信喪失なら、「そんな事グズグズ考えずに目標目指して頑張れ!」という話になると思います。しかし、「やるとこまでやり尽くして、ホントにズタズタに自信が喪失される。傷つくといった状態。希望や目標を全く持てないといった状況になった時」は、「あえて目標から離れてみる」「競うのをやめてみる」事が必要だと思いますね。少なくとも、私はそうだったと思います。



私は元来、精神的に弱いところがあるんで、それを補う為にモチベーションや仕事を楽しくする為にをライフワークとして研究しているところがあります。そんな私は「考えに考え尽くして、どうやっていいいか分からない。自分の存在はホントに必要なのだろうか?もう未来なんか考える事なんかできない」なんていうほど落ち込む事があり、普段とは全く違う思考法でもある、「競わない。比べない。自分が今できることを精一杯やろう。」と意識するが救いになる事が多かったんですね。普段から、こんな思考ではやっていませんがホントに落ち込んだとき、自己回復するには、いつもと同じ視点ではなく、違った角度の視点でものを見る事で、気持ちがラクになる、元気になる事があるのではないでしょうか?



yamadaさんの記事よりインスピレーションを頂き、本日のエントリまとめさせていただきました。ありがとうございました。(いつもは、ホームページを作る際の技術的な話がネタの中心なので、yamadaさんの熱い部分が知れて良かったです。やっぱり、それだけ熱い人でないと、あんなブログ作れませんよね)