仕事がつまらなくなった時こそ、最高の人生の転機!
「仕事がつまらないと感じている人達」に対して、書いて下さい。
このテーマを受けたのが、昨年の5月でした。
- 作者: 小林英二
- 出版社/メーカー: シーアンドアール研究所
- 発売日: 2009/01/23
- メディア: 単行本
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- 入社して3ヶ月目
- 入社前のイメージと実際の仕事の違いを感じたときですね。
- 入社して1年目
- 仕事は飛び込み営業、セミナーの電話営業ばかり。努力しても結果が出ない。同期の友人の方が成長しており、劣等感を感じ始めた時
- 会社を辞めようと思ったとき(7年目)
- お客様に対して思うような結果を出すことができず、自分のコンサルティングという仕事の価値に対して、疑問を持った時。
他にもいくつもありました。
「仕事は楽しくしなければいけない」なんて偉そうに言っているワリに、過去の自分を振り返ると、「仕事がつまらなくなった時」って多いんですね。(度合いの強弱はともかく)
みなさんは、今の仕事にやりがいを感じているでしょうか?つまらないと感じているでしょうか?つまらないと感じたのはいつだったでしょうか?
私が、「仕事がつまらなくなった時」を思い出してみると、ある事に気づきました。
「つまらない」と感じたとき、確かに落ち込みました。気持ちは最悪。イヤでイヤで胃がキリキリ痛んだんですが(今でもその時を思い出すと胃が痛くなります。)、自分の人生の「最大の転機」になったような事も同じタイミングで起こっている事に気づきました。
- 入社して1年目
- 飛び込みがイヤでイヤで、営業で結果が出なかったとき。営業をできるだけやらないでいいように、提案書の文章力を徹底して磨こうと必死に努力し、徹夜徹夜で、提案書を書きまくった。高いレベルの提案書を書くことで受注していくという受注スタイルが確立し、文章力も大きく向上することになりました、結果、いま、こうして文章でもお仕事が頂ける状況になっています。
- 入社7年目
- 上司が嫌いで嫌いで、もう会社にいたくないと思いました。だけど、女房もいる。食っていくために、独立し、必死にクライアント開拓をし、誠心誠意コンサルティングをしていくことになりました。今のメシを食べていく基盤は、7年目に仕事がつまらなくなっていなければ確立されていなかったと思います。
「仕事がつまらなくなる」という時期は、とても大事だと思うのです。この時期をどう過ごすのか?
自分を大きく延ばしてくれるタイミングにもなる。
逆に、不良少年のようにふて腐れてしまい、会社に対して反発するだけな人間や、「金をもらっているから仕方がないや。8時間だけは我慢しよう」と思う無気力人間になる。そんなキッカケにも「仕事がつまらなくなった時」はなる。
「仕事がつまらなくなった時」ほど、「仕事」に対して真剣に考える時はありません。
- 「仕事とは何か?」
- 「この仕事を自分は続けて幸せになれるのか?」
- 「将来性はどうなのか?」「やりがいってどう生まれてくるのか?」
- 「自分はこの仕事に向いているのか?」
- 「この仕事は好きなのか?」
といった事を真剣に考えます。
悩みが深ければ深いほど、逆にそれを乗り越えようとしているので大きなパワーを発揮できる。悩みが深いほど、ノルアドレナリンが全開。通常時の自分とは思えないパワーとアイデアが生まれたりします。だから、後で振り返ると大きな人生のターニングポイントにもなるような結果も出てきたりする。このタイミングってホントに大事だと思います
だから、ホントは本のタイトル「仕事がつまらない君へ」ではなく、「仕事がつまらなくなった時が転機」にしたかったんですが・・