モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

『人のやる気を引き出す』話し方を身につける!

あなたは、他人の協力を得ようとするとき、どんな話の仕方をしていますか?単なる説明と違い、その気がない相手のやる気を引き出す話し方は難しいものです。





私達は、常にまわりのやる気を引き出さなければいけない場面に遭遇します。

  • 部下や後輩へ方針の協力を求める時
  • お客様への売り込みの時、
  • 上司を説得する時など

たくさんの場面で我々はその力を要求されます。

シチュエーションは異なりますが、「やる気を引き出す話し方」のポイントは共通していますので、それをご紹介。





1. 相手の「メリット」を中心に訴える

よほど、普段の人間関係が出来ていない限り、あなたが訴えたい事から入ると、相手は拒絶します。あなたの無理難題を受け入れる義務は相手にありませんから。





「やってもらいたい事」は、「相手のメリットを実現する手段」としてを位置づける事がとても重要です。この位置づけができなければ、やる気を引き出す事はできないでしょう。





「あなたは、○○を望んでいますよね。それを実現する提案をこれからさせていただきます。」という具合に。あなたの提案する話に夢を感じて貰う事ができればBESTですよね。





自分の都合を押しつけるだけでは、相手はやる気になってはくれないという事を忘れないでください。この為には、前提条件として「相手が望んでいること、相手の夢や目標、ニーズ」をしっかり事前にリサーチしておく必要があります。







2. やる事の意義を伝える 

相手のメリットを中心にして話すだけでも、相手はかなりモチベーションが高まってきますが、「やる事の意義」を締めに話していくと最後の一押しになります。





「やる事の意義」とは、単に「話す相手にとってメリットがある」というだけでなく、もっと多くの人にとってもメリットになるという話ですね。いわゆる大義名分というヤツです。


あなたがやらせたい事は、相手個人だけにメリットがあるというのではなく、会社、お客様、地域、世界、地球にとって役立つ話だという事を訴えるのです。





より、たくさんの人に、私達は貢献していきたいと考える心を刺激していくのです。







3. 正しい危機感をもってもらう

実は夢だけで「やる気」になる人は少ないものです。「いざ、動く」という段階になった時に、大事になるのが危機感です。


「今のままでは、ダメですよ。危ないですよ。」という危機意識を、話の中で植え付けていく必要があるのです。



「もしこの事にチャレンジされずに、現在の問題が解決できなければ、あなたが危惧されている○○の可能性が本当に起こってくる可能性がありますよ」という具合に。





この話を行う為には、前提条件があります。それは、相手の問題意識を正しく知ることです。相手が「何に問題意識を持っている、何に困っている、何に怯えている、何が不安なのか?」をしっかり事前にリサーチしておく必要があります。







4. 3つのポイント的に絞る  

「やる気を出して貰う」以前に、話が複雑すぎると相手が理解不能に陥ります。

人間頭のなかで、整理できるのは3つのポイント程度です。話のポイントは、少なく絞りましょう。







5. カンタンにできると感じて貰う(できるという確信) 

ビジネス書のベストセラーを見ると、「あなたでもできる、すぐできる、○分でできる」というカンタンワードが連呼されています。「カンタンにできる」というイメージは、それほど大きくモチベーションを左右していくのです。





「どんなに価値あること、素晴らしい事でも「自分にはできない。自分には難しい。」と感じた瞬間にやる気がうち砕かれていきます。





相手に、やる気を持ってもらいたければ「カンタンにできそうだ!」と感じるように、話をしていかなければならないのです。まずは、あなたが「やる気をもって欲しい事」に関して、話をシンプルにして、「自分にでも出来る」と相手に確信をしてもらいましょう。





、そして、相手のモチベーションが起こった時点から、詳細については詰めていけばよいのです。相手がやる気にもなっていないのに、詳細の話などをしても仕方がないのです。







6. 複雑な話は、物語化

複雑な事、複数の事を頼む時は、物語にして語りましょう。例えば、経営計画の発表など。

たんに数字とやらなければいけない事を伝えても、これらの場合は頭に残らないのです。





論理的な話は、頭になかなか入ってこないのですが、物語や例え話はスーッと頭の中に入ってくるモノです。







7. 自分が自信を持つ

話をしている人が、自信満々に話をしてくれると、その話に対する信頼感が高まります。逆に、自信なさげな話に対して信頼感も持てませんし、まして、やる気など起きるわけがありません。



あなたにとってその事が自信がなくても、それを絶対に相手に見せてしまうとアウトです。まず、話をする前に、しっかり自分がその話しに納得し、自信を持ちましょう。



・大きな声で

・しっかり顔を上げ

・ヘソに力を入れて背筋をピンと伸ばし

・話をする相手の全員の顔をしっかり見渡して
話をしていきましょう。そうれば自信を持って話をしているように見えるのです。

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