モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

30分のスポーツが生産性を高める!

知的生産性の向上やGTD,Lifehackに関するブログや本は非常に多い。
しかし、あまり取り上げられていない方法を一つあげてみたい。
それは、運動!(走ったり、筋トレしたりする事)
最近、流行の「Billy's Bootcamp」でもよいが、あれはビリーの言葉が邪魔するので、知的生産性向上をする為の運動には向いてないかもしれないが・・(「Billy's Bootcamp」の素晴らしい仕組みは、シゴタノ:ジムに通う(時間|気)がない人のための運動不足対策に解説してあります。



Lifehacking.jp:一流の研究者の歩いている時間。あるいは「iPod を捨てよ、町へ出よう」には以下のようなエピソードがありました。

「いやね mehori さん、若い頃はこんなことがあると、『ああ、三十分も無駄にした。なんてもったいないことを!』 と、思っていたものです。しかしね、いまは歩いている最中にいろんなことを考えるのです。そしたら良いアイディアが次から次へと思い浮かぶのですよ」

こうしたことは、以前先生にお会いしたときにもありました。

そのとき発表を控えていた先生は「考えがまとまらないのでひとっ走り走ってきます」と口にして部屋を飛び出していき、しばらくたったらやはり汗を流しながら戻ってきて「まとまりましたよ!」と嬉しそうにしていたのでした。

私の仕事はデスクワークが非常に多い。労働時間の半分はデスクワークと言っても良い。デスクワークの中身は、「企画案の立案」、「計画の作成」、「テキスト等の作成」が主な仕事になる。


計画の作成はルーチン業務なので時間をどれだけそれに投下するかで作業量は決まる。しかし「企画案の立案」「テキスト等の作成」はいくら机に座っても、それは生産性に比例しない。アイデアが浮かばずに、ただ机の前に座っていて、時間だけが流れてしまうケースが多いからだ。


そんな時、最も頼りになるのがスポーツジムで頭を空っぽにする事。ジムに行く際は、問題意識を明らかにしていく。
例えば「今日のブログのテーマを決めるぞ」「この企画のおもしろ販売法を見つけるぞ」などを考えて運動を始める。
そして、忘れてはいけないものは「ノート」。アイデアが浮かんだときは一挙にジム内で仕事を行うためだ。発想を浮かばせるために、

私がジムで行っているアイデア抽出法は2つある。
1つは、頭を白くなるまで運動をする。私のメニューは、ランニング系が30分、筋力トレーニングが4種類程度で約1時間くらいなのだが、それを自分の限界値で行う。ランニングでも、これ以上スピード早く走れないと感じる程度の負荷を与えて走る。


運動をしていない通常の状態では、「解決しなければならない問題」だけを考えたくても、様々な邪念が頭に浮かんでくる。邪念が入ってくると思考に集中ができない。しかし限界の負荷で走っていると、最初あったいろんな邪念が、走ることでめいっぱいにになり、他の事が考える事ができなくなる。頭が真っ白になり、問題に集中していく事になる。そうすると、ポンと脳が新鮮な状態になり、アイデアが浮かんでくるケースが多い。
私の場合、アイデアが浮かぶとその場で猛然と仕事を行う。スポーツジムのスタッフが「この人は何をしているんだろう?」と疑わしい目で見られているのは分かるのだが、その目も気にせず集中して仕事をしている。アイデアの神が降りてきた貴重な瞬間だからだ。(恥ずかしがってなどいられない)私のジムの平均滞留時間は2時間なのだが、1時間が運動、1時間が仕事という感じになっているのではないか?

もう一つのジムでのアイデア抽出法は、問題に関連する本を読みながら運動する事。本を読みながらバイクに乗ると、普通に本を読む時の数倍、アイデアが出てくる。もちろん、この際もテーマを決めておくことが重要!正直、どういう理論でそうなるかは分からない。しかし、実践効果はバツグン。


運動する事で気づいたのだが、知的生産性の向上という事では、アイデアを出すための効用だけでなく、運動には気分転換効果と疲労回復効果があるように思う。(この2つも知的生産性向上には欠かせない)


私は、マイナスな気分(憂鬱な気分、怒りが収まらない気分、マイナス思考に陥っている時、仕事が楽しくなくなっている時)は、必ず、頭が白くなるまで運動を行う。当然、マイナスな気分の状況は、知的生産性が低い状態である。なか仕事が先に進まない。そんな時も、運動はスグに役に立つ。


マイナスな気分に囚われていると感じたら、私はすぐにジムに行く。そして、ランニングや筋トレで頭が白くなる状況まで持っていく。するとなぜか、胸のもやもやした気分がスッキリ晴れるのである。(走る事で苦しいこの場をどう乗り切るかという優先事項が発生し、脳がマイナス気分に囚われる事ができなくなるからではないか?)


みなさんも、スポーツで知的生産性を向上させるというカンタンな手法を使ってみられたらどうだろうか?