モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

いつのまにか、イヤな仕事を夢中になる仕事に変える工夫を考える

学生の時、私はかなりのボンクラで、授業中いつも「早く、終わらないかなぁ」と考えていました。45分程度の授業だったと思うのですが、それが長いこと、長いこと。「早く終われ」と思えば、思うほど、時間が長く感じるんですよねぇ。



仕事も「早く終わらないかなぁ」と考えながら仕事をしていけばいくほど、「短い時間しか働いていないのに、メチャ長く働いている」ような気がします。

物理的な時間経過と、精神的な時間経過が違いますよね。

楽しいことをしている時って、あっという間に時間が過ぎてしまいます。休日なんかそうですよね。先日も、子供達を菊池渓谷に連れて行って、お昼は魚釣りをした鮎を塩焼きで食べて、帰りに温泉に浸かってなんてしていたら、あっという間に一日が終わってしまいました。




このように夢中で働いていたら、あっという間に時間が過ぎていたと感じれるような仕事にいかにしていくかが大切ではないでしょうか?そうすれば、充実した気持ちも味わうことができるし、苦痛も感じなくなります。その為に、私がやっている工夫をご紹介。(今回は、私がイヤな仕事の一つである、「掃除、整理をする」という例えでご紹介します。)

  1. やるべき仕事にイヤイヤ感を感じたら、改めて、その仕事の価値を考え直す
    「掃除する事がイヤ?」だったので掃除を先伸ばしていたワケですが、このようなイヤイヤやっているような感覚では、仕事に没頭できるどころが、やっている時間が長く感じるだけです。そこで、「掃除をすること」って、どんな「メリットが自分にあるんだろう」とちょっとだけ考えて、「やることに対しての意義」をしっかり見つける事が大事になってきます。

    イヤイヤ感があれば、絶対に夢中で仕事をする事はできないですからね。

  2. 頼まれた仕事でも、主体的にやる
    私が、掃除を始めるときは、妻からの「いい加減に、仕事場を片づけてよ!」という命令でスタートします。(^_^;)
    命令されたから「掃除をさせられている」と思った瞬間から、掃除作業が苦痛に感じてきますよね。「○○をさせられる」という感覚を感じたら、「よし○○をするぞ!」と自分でやると決めたのだと考え直すことが、まず夢中になる為の第1歩ではないでしょうか?言われたからやるのではなく、自分でやると決めたのだと。

    「させられている」と感じる仕事に、没頭する事は難しいですからねぇ。


  3. 小さな、集中できれば達成できる目標を作る
    イヤな仕事であればあるほど、やり始めの時が気乗りしないものです。ですから、特に最初の方はより小さい単位での目標を作り、その達成に集中できる状況を作ることが大事。掃除の例だと、「10分間で、机の○○のタンスのゴミを仕分けして捨てる!」とか小さな目標を作り、「仕事にリズム」を作っていく事が大事。それが終わったら、「よし、OK!次は○○」という具合に、小さな目標を作り、それを達成していくことで、仕事に没頭していくリズム作りが大事になってきます。


  4. 頼んだ人に口出しをさせない状況を作る
    頼んだ人が口を出してくると、一気に熱が下がってきます。私のパターンだと、妻から「掃除はやってるの?」みたいに言われた瞬間、没頭していた状況からスッカリ熱が冷めてしまいます。
    そこで、頼んだ人に口出しをさせない状況を作る事が大事になります。口出しをされる前に、先手必勝です。こちらの方が先を行く事!

  5. 邪魔が入らない、没頭できる環境を作る
    没頭しはじめて、仕事へのリズムができた時に、電話等の邪魔が入ってくると、せっかく作ったリズムが壊れてしまいます。邪魔の入ってこない環境を作る事が重要になってきますね。


  6. 振り返りの時間を作り、過去の自分よりも、成長している(上達している)実感を感じる
    「最初はじめた頃は、10分かかったのが、今は8分でできるようになった。」みたいな実感を感じると、急にそれが面白くなてきます。「よし!次は7分を目指すぞ」という次の目標もできてきたりします。
    その繰り返しが、ちょっと工夫してみようという気持ちになってきます。うまくいかなかった時でも、「クー。今度はクリアだ」みたいな気持ちも起こってきます。いつも成長している必要はありません。一進一退の中でちょっとづつ成長していっていることが実感できるのが、一番、夢中になっていくのです。

    そのために、計測していける仕組みを作り、過去と今の仕事ぶりを比較できる工夫をしていきましょう。「成長している実感」は、仕事を面白くしていきますからね。


  7. 自分を誉めてあげる為の、小さなご褒美を用意する
    夢中になるために、ちょっとしたご褒美も用意しておくと夢中になれる形が作りやすくなります。
    ご褒美を用意できなかったとしても、必ず、自分を誉めるという事は大事です。

    「すごい!○○ができるようになった」「○○ができた」などと自分をこまめに誉めてあげる。これを何度も行う事が、没頭できるリズムを作るのに欠かせないものです。


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