モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

社長、人事担当者、起業家は見逃せない今週のベスト10エントリー

土日は、新しい事にチャレンジしていこうという事で、新しいチャレンジとして作ったこのコーナー。



「社長、社長を目指しておられる起業家、人事の方々、部門責任者の方々」に、人材育成、組織設計、マーケティングという観点から、是非、今週読んでおくべきエントリを週1でご紹介していこうと思います。

  1. 「仕事に満足している人」の3つの思考スタイルとは?
    − @IT自分戦略研究所

    仕事に満足している人をアンケート調査した内容。労働条件や個人的な価値観等を調査する事で、どんな条件があれば、社員は仕事に満足するのかを分析しています。自社の人事制度を検討する際の一つの視点になるのではないでしょうか?仕事に満足している人の思考スタイルは次の3つではないかと発表しています。

    1.現実を見据え、肯定的に考えている
    現実的に状況を把握したうえで、不確実なものについては肯定的にとらえている。単に楽天的であるわけではない。

    2.長い時間軸で考えている
    「いま」だけでなく「これから」にも注意を払っている。

    3.広い視野で考えている
    「自分」だけでなく「部署・企業」の立場でも考えている。

  2. 分裂勘違い君劇場 - アフィリエイトで稼ぐより何十倍も意味のあるブログの使い方
    分裂勘違い君劇場で、ベンチャー企業の人材募集をされていた結果がまとめてあります。今、募集広告を使ってもなかなか思うような人材がとれない時代になっています。

    そんな中募集広告費を使って人材募集するより遙かに素晴らしい人材が応募されてきたようです。これからの採用の新しいトレンドではないでしょうか?ビジネスの将来性をじっくり語って、それを第3者にブログで語ってもらい募集を行っていくというスタイル。マーケティングだけでなく、人材採用にもブログを使っていく時代になっていく予感を感じさせます。

    このブログで知人のベンチャーの創業メンバーの募集記事を書いたところ、

    合計37名の方にご応募いただいた。
    その多くが、メールの文章から賢さが伝わってくるし、
    若いエネルギーと向上心とハングリースピリッツにあふれているし、
    経歴的にも学歴的にもけっこうな方々が含まれていた。
    たとえば、単に学歴だけとっても、
    東大の○○物理学の博士課程が一人。
    東大の物理□□学の博士課程が一人。*2
    京都大学情報工学が一人。含まれていたということだ。


  3. 太宰「人間失格」、人気漫画家の表紙にしたら売れて売れて

    太宰治人間失格。もう古典です。その古典がデストノートの作者のイラストを表紙にする事で売上がバカ売れしているというニュース。デザインがどれだけ、消費者心理を左右しているかの証ですね。みなさんの会社もデザインにもっと投資をされていかれてはどうでしょうか?また、人事担当者は従来の左脳や対人関係スキルの高い人材の採用・育成という事ばかりではなく、本格的にデザイン能力の高い人材の採用、育成が求められてくるのでしょう。


    太宰治の代表作「人間失格」の表紙を、漫画「DEATH NOTE(デスノート)」で知られる人気漫画家、小畑健さんのイラストにした集英社文庫の新装版が6月末の発行以来、約1か月半で7万5000部、古典的文学作品としては異例の売れ行きとなっている。
  4. コミュニティ活動以上に面白い会社にしたい ― @IT自分戦略研究所
    はてな 取締役 最高技術責任者 伊藤直也氏にどのようにして、次から次にヒットサービスを生み出す組織を作りだしているのかという事をインタビュー。会社の仕事という感じではなく、そのコミニティが楽しいから夢中で参加しているという組織を作られているようだ。これからの部門責任者、組織設計者は、率いている組織をいかに「楽しめる組織」にするかという設計能力が大事になるのだろう。
     伊藤氏は「外との触れ合いは、もちろん重要だけど、会社の中の仕事も面白くしていきたい。そういう会社でありたい」と話す。コミュニティに積極的に参加することで得られるものの大きさ、その重要性は肌で実感しているが、伊藤氏は「本業優先してやりたい」とITエンジニアが自然と考えるような職場を作ることにより目を向けている。自社で働くエンジニアが充実した仕事ができる環境が、目指すべき目標であるようだ。
  5. FPN-なぜ若手が会社を辞めるのか? 七五三問題
    七五三問題。新卒社員が採用された後にすぐに辞めちゃうって話です。いつかまた触れたいと思うのですが、離職コストという問題ですね。このエントリーの中では、年功序列の崩壊と成果主義がかなりこの問題に深く関わっている事を指摘してますね。成果主義をとられている会社の責任者の方はチェックされていた方がよいかもしれませんね。その中で、「自分を確立する」「自分の仕事に対する価値観」を醸成していく教育の重要性も説かれています。
    仕事をしていく上で一番大事なことは、本人が仕事の実力を付け、仕事を通して自らのIdentityを確立することです。3年であれ5年であれ、その間に如何につまらない、あるいはきつい仕事であっても、本人がどれだけ自己を確立して自ら進んで困難に挑戦し、強い自分を作り上げたかということが大事なのです。そのような自己確立ができていれば、自ら課題を見いだし、解決することが出来るようになります。そして転職せずとも自発的にそのサイクルを繰り返し、更に力をつけていくことができます。

    しかし、単に将来の昇給の見込みがないとか、毎日の仕事がつまらないというような現実から逃避した気持ちでの転職は、自分にあった仕事をずっと探し続ける「青い鳥症候群」に陥っています。そういった転職者の多くは自己確立していないことに本人が気づかないので同じ事を繰り返し、キャリアアップではなく、キャリアダウンになる恐れがある…というようなことを伝えていくのも重要なことです。

    その他オススメのエントリーをあと5つピックアップさせていただきます。きっとビジネスの新しい視点、人材育成、組織設計の参考になると思います。ゆっくりできる日にお読み下さい。


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