モチベーションは楽しさ創造から

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真の自信を生み出す6つの行動

世の中には自信に満ち溢れている人がいます。

あなたはどうでしょうか?



私はそんな人になりたいなと憧れはあるのですが…

本も書き、経営コンサルタントなどの仕事をし、何百人の前で講演などを堂々としているので、

私は他人から見ると「自信満々」に見られるんですが、実は正直、なかなか自信が持てないタ イプなんです。(職業柄、自信に満ち溢れているように演技はしてますが…笑)





私のように、自分に自信がない人は、何かやろうという時に常に、恐れや不安を感じてしまいます。

緊張して、自分の実力が発揮できなくなってしまいます。

ホントの自分を見せることができず、過剰に自分に防御をはってしまいます。

さらに悪化して自信喪失になってしまうと、

*自信がないために、やるべき事を先延ばしにしたり

*自分の未来に希望が持てなくなったり

等々、行動もできなくなってしまいます。





私も、自信が持てる方法はないか?という事で、本も沢山読んだり、いろんな事にチャレンジはしてみましたが、

なかなか良い方法が見つかりませんでした。

しかし最近、皆さんに紹介できるくらい、これは効果があった!と感じた方法を発見したので紹介したい と思います。







今、私は就活中の学生さんに、大手の就職支援サービスの仕事で「就活成功のための自己分析セ ミナー」というのをやっているのですが、

受講生からこんな言葉をよく耳にするようになりました。




「就活で断られっぱなしで自信をなくしていた。だけど、自己分析研修で、自分の長所・短所が ハッキリすると急に自信がでてきました。

お陰で、今までよりずっと自信を持ってエントリーシートが書ける し、面接でも自信を持って自己アピールできるようなると思います。」

といった声。



正直、自信を持って貰う為に「自己分析研修」を行っていた訳ではなかったから

「ふーん。そん なもんか?」

「なぜ、就活のための自分分析研修したら、自信がついたということになるんだろう?」

と彼ら の意見を半信半疑聞いていました。



そんな中、桜井章一さんの「恐れない技術」という本と出会いました。

その中に、


恐れず、自信を持って人生を歩みたいなら、まず「自分とは何か?」を知る必要がある。

例えば 、君の一番いいところは何か?一番ダメなことは何か?ということを考えるのだ。

自分のいいところも悪い所も、矛盾するところも含めた上で、自分の性格を素直に認識し、それ を丸ごと受け止めてしまおう。

「なるほど、自分には、いいところも悪い所もあるし、もちろん弱いところも沢山ある。それが 私なんだ!」

このように思い込めたなら、一種の開き直りに似た気持ちが生まれるだろう。

そうなれば、ちょっとした事に動揺しなくなる。

というフレーズを見つけました。



就活の学生さん達が自分分析研修を受けて「自信が持てるようになった」と言っているのも、これなのか?と気づきを得ました。





それから「自信が持てない」という事を改めて深掘りして考えてみました。

自信が持てない原因は、大きく4つではないか

  1. 自分の強み・良さ・素晴らしさが自分で分からないから。
  2. 完璧な自分を求め過ぎ、弱さのある自分に落胆してしまうから。
  3. 漠然とした自分の弱みを過大に評価し、他人より劣っていないか?バカにされていないか?と心配になるから
  4. 自分のやりたいことは、自分でホントにできるのだろうか?自分にそんな力なんてな いんじゃないだろうか?と思うから。

まさに桜井さんの一言。「自信が持てないのは、自分とは何か?が分からないから」

ある意味漠然とした、自分への不安が生み出しているモノということ 。





そこで考えたのが、最近私がはじめた7つのこと。

私はこれをやると上記の4つが少しずつなくなってきて、今までより遙かに「自分に自信を持てる」ようになりました。

自分に自信がないとお悩みの方にはオススメです。







  1. 詳細に自分が納得のいく自分分析をする
    自分の長所、短所を正直に書き出すと、不思議なことに、人間とは、相反する部分、
    つまり良い 部分も悪い部分も、強い部分も弱い部分もちゃんと持ち合わせていることがよく分かる。
    分析なんてやらなくても、自分なんて分かっているよ!と思われるかもしれない。

    しかし「自分はどんな人間か?」を紙に書き出してみると分かるが、なかなかこれは難しい。
    他人の欠点ならすぐ分かるのに、自分を客観的に見るのはできそうで、なかなか難しい。
    少ない人だと、5〜6個しか書き出せない人も大勢います。(ほとんどの人がそうなのかもしれない。)
    しかしホントに、自分の特徴ってそれくらいしかないのでしょうか?
    絶対に、そんなもんじゃないはずでしょう!

    なかなか自分の整理ができない方は、弊社のUPシステムを使うことをオススメします。

    UPシステム自己分析用はコチラをクリック


    アンケートデータをもとに、あなたの性格から分かる能力・意欲・関心、コミニケーション傾向が分析レポートになっています。
    自分分析をされた学生さん達は、最初は5〜6個くらいしか長所・短所を書き出せません。
    しかし、有料版のUPプライム版パーソナリティレポート(無料版もあるが)を見て書き自分分析して頂くと、
    多い人では長所・短所合わせて60個程度、少ない人でも40個は書き出すことが出来るようになります。

    (自分分析のやり方は「天職に就くための自分分析法(性格編)」に詳細にまとめています。)

    ちなみに私のUPシステムのデータをもとにまとめた長所・短所の一部が以下の写真です。
  2. 自分の強みをを受け入れる
    自分をぼんやり見ていても、「たいして自分には強みも、良さもないもんだよな」と自分の良さ に気づかない場合が多いものです。

    1の作業をやれば、あなたも絶対に20個以上は強みを見つけることができるはずです。
    それをあらためて自分の強みを紙に(PCに)書き出したものを眺めてみると、案外、自分には様々な強みがあることに気づくでしょう。
    それを見ながら、「自分は、やりたいこと実現するにあたっての十分な武器(強み)を持っているだろうか?」と自問して下さい。
    もし「持っていないかも?」と不安に感じるようなら1の「自分分析」作業に戻ることをオススメします。十分な自分分析ができていない可能性が高いからです。

    他人が、あなたの強み一覧を見たとすると、どう思うでしょう。
    その中には、周囲も認めてくれるような強みもあるはずです。
    自分が今まで思っている以上に「魅力のアル奴」と写るのではないでしょうか?

    それだけの「強み」がある自分、他人から評価される強みが沢山ある自分を「案外、俺ってやるじゃん!魅力的だよな!」と素直に受け入れてみましょう。
    「自分には沢山強みはあるけど、上手に使っていない」ことに気づくかもしれません。



  3. 自分の弱みを、自分の2歳児の子供と思い受け入れる
    次に、弱みを紙に(PCに)書き出してみましょう。
    正直、ちょっとブルーになるかもしれません。(私はなんと短所も 28もありました。)
    「イヤイヤ。酷い奴だな」などとも感じてしまうかもしれません。

    弱みが沢山でてくると、自信がつくどころか、自信がなくなると思う人も多いと思いでしょう。
    「逆に自信喪失になってしまうよ!」と言う人もいます。


    しかし、これは違います。
    誰しも「自分の弱みとしてこんなところがあるよね」と薄々感じています。
    自信がない人ほど、今までそれを正面から見 るのを避け、弱い自分を認めるのを嫌がってきている。
    結果、「漠然と感じている弱み」を過大に感じてしまい、不必要なほど自信を失っているようになっている人が多いのです。

    弱い部分、悪い部分を洗いざらい書き出し
    「全然、今の自分って完璧じゃない。これじゃ見栄張 っても仕方ない。酷いところがイッパイだな。
    完璧を演じようと装っても、隠そうとしても他人からもバレバレだろう。これが現実だ。」と弱みを認めてみましょう。
    自分の弱さを踏まえずに、理想になろうと無理しすぎて、ダメなところが気になり自信がなくなるのです。

    完全じゃないのは、あなただけじゃありません。どんなヒーローでさえ、いくつも弱みがあるのです。
    あなたにも沢山の弱みがあって当然なんです。

    あなたの弱み・ダメな所を、自分の中にいる「2歳児の子供」のようなものと受け入れてみましょう。

    2歳児の子供は、「上手に話せないところ」も「食べたものをこぼすところ」も「家中を走り回る」等のダメダメな所も可愛かったりします。
    もちろん親は、可愛いなと目尻を下げているだけでなく、大人になるためにそのダメダメなところを矯正していくように指導していくでしょう。

    それと同じ感覚で自分の弱みに対しても接してみましょう。
    ダメダメなところも「そこがいいんじゃない!」「そこが可愛げのあるところだ」「自分らしいな」と受け入れてみる。
    また、自分らしいなと感じながらも、、それを改善、成長しようと努力していく。

    今のホントの自分を否定せず、受け入れる。そうすると、心が軽くなってきます。
    弱さと向き合い、受入れ、開き直り、付き合う覚悟を持つと今までと違った自信が持てるようになってくるのです。



  4. 毎朝、自分を受け入れる時間を作る
    毎日、自分の強み・弱みを確認し、「自分には、いいところも悪い所もあるし、もちろん弱い ところも沢山ある。
    それが私なんだ!」と自分を受け入れる時間5分を作りましょう。

    3までの作業をすると、今までより遙かに自信が満ち溢れるでしょう。
    しかし、日々の日常では、頻繁に「自信を打ち砕く」ような失敗、他人との比較などをしてしまう」等が発生します。
    そうすると、 満ち溢れた自信が一瞬のうちに崩壊してしまうことがあります。
    ある意味、瞬間に壊れるような自信は仮ものの自信。
    毎日振り子のように、成功しては自信が出来、失敗しては自信がなくなったりする中で、少しずつ育っていくのが本物の自信はと考えた方がいい。

    そこで、仮ものの自信を本物の自信に育てるために、私は毎朝一番に、以下の文章を読んだ後、自分の強み・弱みを一覧にまとめたものを確認する事にしています。


    『強みも弱みも含め、愛しい自分を確認してみよう!



    こんだけ長所があるのだから、少しは人の役に立つはず。

    やりたい事実現に向けて、十分の強みもあるはず。





    ただ完璧な人間ではなく、弱みも沢山あるのが今の自分。

    弱みは愛嬌でもある。全否定せずに、「そこがいいんじゃない!」と

    自分の2歳児の子供のように可愛がろう!



    これだけ弱点があるのだから失敗するのも当然避けられない。

    懸命に努力したとしても、沢山の人に迷惑をかけることもあるだろう。

    しかし、それが今の自分の限界。受け入れよう。



    失敗したら、迷惑かけた相手に素直に、誠心誠意謝ろう!

    出来る限り、ケツをふこう!

    同じ失敗は防ごう!

    またその弱みが発生しないように努力しよう!

    長所で恩返ししよう!

    自分も弱みで迷惑をかけるのだから、他人の弱みも「可愛げがある」と寛容になろう。



    それでも相手が許してくれないかもしれない。

    その時は「仕方ない!」と腹をくくろう。

    これ以上、今の自分にやれることはないのだから。



    「自分以上の自分には急にはなれないが、これを繰り返せば、少しずつ短所も直るはず。

    その時、迷惑かけた人に倍返しで恩返ししよう!」と開き直ろう!』




  5. 自分活かし戦略を考えながら、一日のスケジュールを立てる
    4の作業をした後、私は「自分の強み・弱みを整理したシート」を横に置きながら、今日一日のスケジュールを確認をしています。

    今日やる予定を確認しながら、
    「この活動ではこの強みが生きてくるぞ!」
    「この活動では、この弱みが顔を出さないようにしておこう!」
    を考えるようにしています。
    それらが見つかれば、意識しないより、遙かに強みが前面に出てきます。弱みが発生する場面も少なくなります。

    結果、今まで以上に一つずつ活動に自信が持って取り組めるようになるのです。


  6. 帰社時(帰宅通勤時)、今日、自分をどう活かせたか?を振り返る
    帰宅前、あるいは帰宅途中の通勤の中、私は一日の振り返りをしています。
    その際、今日、うまくいったこと、うまくいかなかったことを、強み、弱みと合わせて考えるのです。

    うまくいったことを振り返った時、それが強みが発揮できたことによる結果なら、当然、自信に繋がる。
    また、弱みを押さえ込めた結果でも「成長したな!」と自信になる。

    逆にうまくいかなかった事を振り返った時、落ち込んでも何もいいことはありません。
    どの弱みが強くでた結果、失敗したのか?を考えてみます。失敗の原因となった「自分の弱み」が分かれば、余計な自信喪失にならないで済みます。
    完璧な人間などいないのだから、、2歳児の子供が顔を出したなという感覚で、
    「ああ、今日は、弱い部分が顔を出しちゃったな。困ったもんだが、それもご愛敬。人に迷惑をかえないフォローだけはしておき、明日からは出ないようにするぞ!」くらいに、
    自分の弱さを認めて反省をする。
    この繰り返しが、同じような失敗も減らすことになり、自信を生み出す事にもつながります。

    これらの活動を行っていると「私達は、自分以上でも、自分以下でもない。身の丈にあって生き
    るだけでも、十分に価値のある存在だ」ということが分かってくる。



この6つの活動を行っていると、徐々に気づくはずです。

「私達は、自分以上でも、自分以下でもない。身の丈にあって生きるだけでも、十分に価値のある存在だ。やれることは沢山ある」ということが。

そして、少しずつ本物の自信が芽生えてきつつあるように感じます。