モチベーションは楽しさ創造から

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マンデラさんから教えて貰った 「困難な時を乗り越える為の10の大




南アフリカ共和国初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ氏が5日、ヨハネスブルクの自宅で死去した。95歳でした。

マンデラさんに直接お会いした事などもちろんありませんが、彼の著書、彼に関するドキュメンタリー、本、映画等々を通して沢山の叡智を頂きました。



私の中では、唯一、同時代を共にした偉人。最も尊敬する人。

それがネルソン・マンデラさん。





あまりご存じのない方は

「ネルソン・マンデラ:不屈の精神:JBpress(日本ビジネスプレス)」

「究極の楽しさ創造の達人 ネルソン・マンデラ元大統領を知ろう」

「マンデラ氏はなぜ特別な存在なのか?」

も読まれるといいでしょう。



彼の凄いのはアパルトヘイトと闘って勝利し大統領になったという結果だけでなく、

一人の人間として学べるのが、それまでのプロセスとその後のプロセスではないでしょうか。

特に、

  1. 27年間も刑務所に拘束されても、徹底して戦い続け、活動を広げていったこと。

  2. 黒人の憎しみの感情が癒えず、白人は黒人の復讐に怯える中、

    ほとんど血を流すことなく、混乱を回避し和解させることに成功したこと。

    そして皆から愛される中、最期を迎えることができたこと。

自分が壁にぶち当たったとき、困難に遭遇した時。

彼の生き様を思い出すだけで、励まされてきました。

そんな中で、時に印象に残った言葉、行動を自分の備忘録代わりにまとめてみました。









  1. 「勇者とは怖れを知らない人間ではない。怖れを克服する人間のことなのだ。」

    27年間、刑務所の中で生き延びてこられたのは、まさにこの姿勢ではないでしょうか?
    単なる怖い物知らずの威勢のいいだけの人であれば、とっくに殺されていたのではないでしょうか。

    私達は「恐れ」を感じる恐がりの自分を「情けないな」などと感じます。そして、「恐れ」を知らない勇者に憧れます。
    しかし、マンデラさんはそんな私達に「自分だって怖いんだよ。」と。あなたも「恐れ」を感じていいんだよと。怖い物しらずが勇者ではないんだと。
    「恐れ」を感じるのは、人間だから仕方ない。
    勇者になるには「恐れ」を感じつつ、恐れの正体を見極め、それに負けず克服する人間になることだと。


  2. 人生の最高の栄光は、絶対に倒れないことではなく、倒れるたびに起き上がることである。

    七十過ぎまで挫折ばかりのマンデラさんの言葉だから響く言葉ではないでしょうか?

    私なども「成功とは倒れずに目標に達する事」と勘違いして、「失敗する(倒れる)」ことを恐れて動くことができないことが、よくあります。
    そんな時、この言葉が励ましてくれます。
    「成功は失敗しないことではない。失敗する度に起き上がることが成功なのだ」と。
    失敗する度に起き上がることで、最高の栄光を掴めるのだと。
    チャレンジ精神を奮い立たせてくれる言葉です。


  3. 「国を変えるためには、まず、リーダーである私自身が変わること。
    それなくしては、人びとに変化を求めることはできない。」


    偉人達は革命までは成功するのですが、旧勢力と新勢力の融和で失敗をします。マンデラさんも釈放後、黒人のリーダー、大統領になり、完全にアパルトヘイトを撤廃するという革命を起こした後、黒人と白人に「融和」をさせることが求められました。

    そこでマンデラさんは、自身の命を守るボディガードに白人を配置したり(暗殺のリスクを背負いながら)、白人の大好きな(黒人が忌み嫌っている)ラクビーを先頭になって自分が夢中になって応援したりと、自分から白人への融和行動をとっていきました。(昔は白人に対して過激派的な人物だったのに)
    彼が変わる事で、黒人も白人も意識を少しずつ変えることができるようになったそうです。

    このありきたりの言葉。マンデラさんの実際の行動を合わせて知ると、実に心に響くものになっていきます。


  4. 「私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官」

    これは、マンデラさんが刑務所の中で毎日励みにしていたという詞「インビクタス」の一節。(インビクタスの詞はこちらでご覧下さい。)
    刑務所の職員から乱暴されたり、嫌がらせをされても、彼らに自分を支配はさせない。どんな状況の中でも魂までは奴隷にならない。「自分の支配者は自分である」と常に言い聞かせていたのです。
    「刑務所を統治しているのは看守ではない。自らが刑務所を統治できるのだ!その為には、看守の奴隷になるな。彼らの一挙手一投足にイチイチ心を惑わされるな。!戦略的に考え、刑務所の中で、何をしたいのか?具体的な目標を持ち行動しよう」と自分を励ましていたそうです。
    南アフリカ一、劣悪な刑務所の中で、このような姿勢を貫けたのです。尊敬の一言しかありません。

    私達も会社、上司、顧客、環境等が私達を支配してこようと圧力をかけてきます。
    彼らの圧力にイチイチ反応するということは、彼らに魂が支配されているということ。マンデラさんは、それではダメだと教えてくれます。
    彼らに従わなければいけない時でも、イヤイヤ取り組むのではなく、「自分が決めたからやるのだ。せっかくなので○○をしていこう」と目標、目的を持ち取り組む。
    そうすることが、挫けずに取り組める一つのコツだと学ばせて貰いました。


  5. 「人格は厳しい状況のもとでこそ計られる。」

    マンデラさんは、刑務所を厳しい場、辛い場とだけ考えてはいけないと考え、
    「刑務所を罰を受ける場から、学ぶ場に変えなければいけない」と常に仲間に言っていたそうです。
    いつかは社会に出て活動をする為に、刑務所の中で徹底的に学んでおけと。
    「勉強、勉強、勉強。ロベン島の刑務所を大学にするんだ。
    勝利のために、白人に勝利するには、白人の言葉を学び、白人の思考回路を学ぶのだ。刑務所はその最高の環境だ。釈放後に備えて自分を磨け」と。

    実際マンデラさんは、刑務所にいる間に多くの白人の看守達と接していき、彼らの思考回路を学び、白人の看守さえ仲間にしていき、白人と仲良くなる方法を身につけ、出所後の活動に大きく役立てていきました。


  6. 「人生で大事なのは、ただ生きているという事実ではない。
    他人の人生にどんな変化をもたらしてきたかだ」


    思い言葉ですよね。私もこの言葉を死ぬ時に言えるくらいなりたいですね。


  7. マンデラさんの3つの教え

    マンデラさんは単なる理想主義者ではありませんでした。
    かなりのリアリスト。
    そんなリアリストのマンデラさんが周囲の人に以下の3つを教えていたそうです。
    1.決して、その場の雰囲気で決断を下すな!
    2.敵を遠ざけるな、敵は自分の近くにおいておけ!敵がいつ撃つかが分かる
    3.広く全員の意見を聞け

    この3つ。
    私達はつい逆の行動をとってしまいます。
    その場の雰囲気で決断を下し、敵を遠ざけ、都合の良い意見だけを聞く。
    恐怖心に負けてしまったら、このような行動をしてしまいます。
    私達の日常で言えば、苦しい時こそ感情で判断せず、
    苦手な人と接しなければいけない時ほど、その人に近付き、意見を聞く。
    ということになるのでしょう。

    ピンチの時ほど、この3つの教えを実行することがリーダーには大切なのではないでしょうか?
  8. 「現実とは、物事がなんであるかより、どのように見えているかだ。」

    マンデラさんは、外見へのこだわりの理由としてこう語っています。
    象徴としての外見は、ときに中身より重要なのだと。
    これもリアリストらしい言葉。


  9. 「社会を変えるには、門の鍵を握っている人を一人一人ファンにしていくこと」

    マンデラさんはこの実践の鍵を「相手に敬意を示す」だと言っています。
    そして、敬意を示すとは、相手の関心があるものに興味をもつこと。相手の興味への共感を示すことだと。
    マンデラさんは、強烈な反対勢力、卑下する白人達をこの姿勢でファンにしていきました。
    刑務所でマンデラさんが自立できたのは、看守に敬意を示したから。
    看守の弱み、好きなものを探り、徹底的に勉強し、語りかけることをしたからです。

    つい私達は、反対の意見を説得しようとするとき逆の事をやりがちです。

  10. マンデラさんの大統領就任時の演説を最期に紹介

    我々は、自分自身に問いかけます。
    自分ごときが、優秀で、華麗で、才能にあふれた素晴らしい人物であるわけないと。
    だが、そうであってはなぜいけないのでしょうか?

    あなたは、神の子です。
    あなたが、取るに足らない者であるふりをしても、世界のためにはなりません。
    あなたが、周囲の人々に不安を感じさせないために縮こまることは、決して賢くはないのです。

    我々は、我々自身の内にある神の栄光を表すために生まれてきました。
    栄光は、限られた人々のものではなく、すべての人の中にあるものなのです。

    あなたが自分自身の光を輝かせれば、ひとりでに他の人々も同じく輝かせることができます。
    あなたが自分自身の恐れから解放されるとき、その影響は他の人々をも解放することになるのです。