モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

意地の悪い上司に対処する為の最終手段 「直訴」を考える

自分のチカラだけで、自分を伸ばしていける事ができる天才肌の人は存在します。

しかし、多くの人は、周りの人との出会いによって、成長促進をされる人がほとんどではないでしょうか?





特に、「どんな上司に巡り会うのか?」という事は、私達の成長に最も影響を与えてくるのでしょう。





敗残兵から一言 - reponの日記ロスジェネとか雇用とか - syncのれんあい☆にっき ver1.1で合ったような、イジメを行うようなパワハラ上司や、社内で行われているイジメを見て見ぬフリをする上司などは最悪。



自分の楽しさ創造力ではとうてい対応できない程の、悪行を行う人が上司になる場合もあります。その人とズッと仕事をしていかなければいけないとすると、その間、私達の成長は止まってしまうのでしょう。





じっと我慢して、数年をムダにするのも一つの選択ですが、あまり良いモノとは言えない。そうなると、今の状態を楽しくする工夫をしていくか?退職をするか?上司の上司に直訴していくか?という事になるでしょう。



その状況でも楽しくする工夫をしていく事がベストだとは思いますが、どうにもならない程の上司も存在します。その場合は、退職か?上司の上司への直訴という話になると思います。(退職は、上司の上司に直訴した後でも、できる選択ではあります。)





「上司の上司」に直訴して上手くいくのか?という事になるのですが、うまくいく場合も、実際かなりあると思います。





使うカードは、「退職するという選択権」。





「選択権」は、一見、誰にでも平等にあるように見えますが、実はそうではありません。

買い物で言えば、売り手には「誰にどれだけ売るか?」という選択権はありますし、買い手にも「誰から、どれだけ買うか?」という選択権はあります。



しかし、滅多にとれない品物であれば、売り手の選択権が圧倒的に強く、買い手の選択権はないのと同じです。逆に、汎用品であれば、買い手のみに選択権があり、売り手の選択権はありません。



需給バランスで、「選択権」は移動していきます。あなたの上司の上司や経営陣は、「あなたを雇用し続ける」という選択権を持っていますし、あなたも「会社を辞める」という選択権を持っています。





この場合の「需給バランス」とは、あなたとあなたの上司についての損得勘定という事になります。訴える相手が経営者レベルに近くなればなる程、企業の損得勘定で、勝敗を決めていきます。

損得勘定とは、

・あなたと、イヤな上司のどちらの方が「会社の収益性」に影響をもたらすのか?

・あなたとイヤな上司のどちらの言い分をとった方が、社風を良い方向に持っていくのか?





この2つの損得勘定で考えた場合、上司の上司、社長が「あなたの方が得がある」と考えた時点、「選択権」はあなたに移動してきます。あなたの出す条件(違う上司のもとに移動等の要求)を呑んででも、手放さない為の手だてをとるでしょう。あなたの言い分を聞くに違いありません。





逆に、損得勘定で考えた時に、「あなたを選択すれば損」だと結論づけられれば。「選択権」は、上司の上司や経営者に移っていきます。あなたが。「退職したい」と言い出したら、「どうぞ」と言われるだけでしょう。





直訴を成功させるには、まず、上司よりも「生産性の高い仕事」「戦略的な仕事」を行い、実績を上げておく必要があると思います。たぶん、これが劣っていれば、あなたの要望を聞き入れられるのは難しくなってきます。実際に、誇れるだけの実績を作り、それをプレゼンできる状況にして、直訴を行う。



私も、このようなシチュエーションに何度か立ち会いましたが、実績のある人のほとんどの直訴は成功していました。企業は今、ホントに実力のある人材は、特例を作っても、絶対に手放したくないのです。





実力のある人はそれでいいかもしれませんが、たいした経験もなければ、実力もなければどうすればよいか?





それは、政治力しかありません。職場のメンバーを仲間に引き入れて、「あの上司のもとでは仕事ができません」と直訴すること。集団で、上司の上司に直訴していくということです。





例え上司に不満がある同僚でも、直訴に失敗すれば退職というリスクがあることから、なかなか仲間に加わってはくれないでしょう。その実現には、仲間を取り込むだけのリーダーシップ、普段の中での信頼される仕事ぶりがあなたに求められる事になるでしょう。





ヒドイ上司のもとに配属されたというだけで、大変な苦労をする事になります。しかし、嘆いていても、何も変わらないのが現実です。


行動をしていく事で、何かを変えていくことが大事になるのではないでしょうか?(うまく乗り越える事ができると、この経験は何よりも貴重な経験になると思います。人が体験していない苦痛を味わった事があり、乗り越える事ができたのですから。それを信じていないとやってられないと思いますし。)





最近のブログ界隈にあるイジメネタを見ていると、何か人ごととは思えません。(子供の頃に味わったイジメを今でも思い出してしまいます。)





今日の時点では、アマゾンの方がまた売り切れになっているようなのですが、「モチベーションが上がるワクワク仕事術」の応援よろしくお願いします。ちょっと意地悪な上司、ウマの合わない上司とうまくやっていく為の方法(先日の自己啓発の時間充実させる戦略・戦術・戦闘法で触れた20対70対10の法則のうち、好ましい関係を作るのに努力が必要な70%の上司に対応する方法)などもまとめてあります。是非、参考にしてください。

めざせ!仕事のプロ モチベーションが上がるワクワク仕事術

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