アイデアがポンッと浮かんでくる9つの環境
先週のプロフェッショナル仕事の流儀を見ていたとき、生物学者の長沼毅さんが「思いこみより、思いつきを大事にする」という話をされていました。私達は仕事をしている時、大小関わらず日々、何かの壁にぶち当たります。何かの壁に出会えば、アイデアが求められます。今回は、グループやチームでのアイデア抽出ではなく、個人作業としてのアイデア抽出についての話です。
机の前に座っていれば、アイデアなんてドンドン浮かんでくると言われる人もいると思います。しかし、そんな人の方が少ないのではないでしょうか?私は、大きな壁に当たったときなどは特に、机の前に座って白紙のノートやPCを見ているだけでは、アイデアが浮かんできません。じっと机の前に座っているだけでは、「アイデアを生み出そうというモチベーション」さえも下がってきてしまいます。そんな時に、私がよくやる事が環境を変えるということ。
環境を変えることで、たぶん脳が刺激されるんでしょうね。同じ頭が思考をしているのですが、机の前にじっと座っているときとは違ったアイデアが、場所やシチュエーションを変えるだけでどんどん浮かんできます。アイデアに行き詰まった時、私が、アイデアをどんどん思いつく環境をやりやすい順番から、ご紹介します。(もちろん、全部素晴らしいアイデアというわけにはいきませんが・・)
- 机の前から立ち、職場の中を歩き回る
- 私は家で仕事をする事も多いのですが、よく家の中をグルグル歩き回ります。大きな家ではないですから、同じ場所をグルグル歩いています。家内は、その姿を見て「熊のようだ」とか「何をやっているの?」とか影口を言われたりもしています。しかし、このグルグル同じようなところを歩き回る事で、以外にアイデアがポンっと出てきたりします。
- 私は家で仕事をする事も多いのですが、よく家の中をグルグル歩き回ります。大きな家ではないですから、同じ場所をグルグル歩いています。家内は、その姿を見て「熊のようだ」とか「何をやっているの?」とか影口を言われたりもしています。しかし、このグルグル同じようなところを歩き回る事で、以外にアイデアがポンっと出てきたりします。
- ドライブする
- 散歩を行う
- 職場の中をグルグル回ってもアイデアが出ない時は、場所を変えて、散歩を行っています。頭の中の“CPU”を上手に稼働させる術 (宮田秀明の「経営の設計学」):NBonline(日経ビジネス オンライン)というエントリの中でも、この重要性が語られています。ご参考までに・・
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わが家のペットであるダックスフントの「ウィル」にはもっと感謝しなければいけないと思っている。たくさんの新しいアイデアは、ウィルとの散歩中に浮かんできた。散歩中にはポケットに小さなペンと紙を入れていて、何かを思いついた時や家に戻った時にすぐ書き留めることにしている。
- ヨガや瞑想を行う
- ヨガや瞑想というと大袈裟な感じがすると思うのですが、ここではそんな難しい事でなくてもOKです。(できればヨガや瞑想していった方がベターだと思うのですが)
ポイントは、静かに、目を閉じ、呼吸を整える事ができる、一人で邪魔の入らない静寂な環境に行き、ココロを落ち着ける事。ココロが落ち着いた状況で、再度、問題を考えてみると、違った視点でのアイデアがでてくるものです。
- ヨガや瞑想というと大袈裟な感じがすると思うのですが、ここではそんな難しい事でなくてもOKです。(できればヨガや瞑想していった方がベターだと思うのですが)
- ジョギングや筋トレを行う
- 温泉に行く
- 川の流れる場所、波の音が聞こえる場所に行く
- 眠る
- 抱えている問題と関係のないHPやブログを見る
アイデアを出さないといけないという逼迫した状態だと、思考が固定化されてしまいがちになります。思考が固定化されるという事になると、アイデアは出てこない。からだを動かしたり、環境により思考対象を変えたりすることで、固定化しかかった思考に柔軟性を取り戻す工夫が必要だと思うのです。
アイデアが必要な時こそ、机の前から動いてみませんか?じっと座っていても、何も生まれてこないのだったら・・