モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

爆発的なモチベーションアップなんて・・

茂木健一郎 クオリア日記: 思い切り突っ張って から

藤澤さんの調教のやり方は、

馬の自主性に任せる

馬なり調教」。

それ以上やらせると、目前の一勝は

つかむことができるかもしれないが、

馬の中で何かが「消耗」してしまう。

そう藤澤さんは言われた。なるほど、と思った。

人間でも、受験勉強などで

すり減ってしまう人がいる。「情熱」というのは動物的

というよりは植物的な

状態であり、

その種火をちろちろと燃やし続けなければ

ならないのだろう。森の中を走っていて、

梢を見上げると、

木々が葉っぱを懸命にのばしている。太陽の光が当たらないところに

葉を茂らせる植物はいない。

みな、日を受けようと一生懸命に

伸びて、突っ張っている。人間もおそらく同じこと

なのだろうと思う。

茂木さんの名文ですね。モチベーションアップさせる、情熱を奮いたたせるという言葉を普段使うとき「無理矢理感」を感じる。だけど、そうじゃないんですよね。

馬なり調教」が大事!

爆発的なモチベーションアップ、ガスバーナーでドーンッと火をつけるようなモチベーションアップ、そんなもんじゃない!種火をちろちろと燃やす」ようなモチベーションアップこそ、ホンモノなのだろう。人の人生は、馬の人生より長いんだもん。瞬間的燃え立って、その後、廃人みたいになったらお終いだ。

どうしても、我々は安易さを求めてしまう。藤澤さんを見習おう!焦らなくて良いんだ。馬なり調教で!