モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

twitterやブログなど入ってくる情報が多すぎて、習慣化まで行き着かない

最近、習慣化という事について、よく考えます。
習慣とは、第2の天性とも言われています。
自分の子供達にも、
・自ら本を読む習慣をつけさせたい
・宿題を与えられなくても、自分で学ぶ習慣をつけさせたい
・誰に対しても、自ら「おはようございます」と挨拶のできる習慣をつけさせたい
とか悪戦苦闘しています。



子供達だけではなく、自分自身も、本などを読むたびに、不足している事を感じ、
・新しい思考パターンの習慣
・新しい朝の行動パターン、夜寝る前の行動パターン
・パニック状態に陥った際の思考パターン
等を変えていきたい等、習慣化させたいコトが次から次に発生しています。



習慣が変われば、人物が変わり、人生が変わっていく。
そう思ってはいるのですが、なかなか新しい習慣を身につけるのは大変です。
ナゼか?


一つは、新しい習慣を身につける前に出来ている、現在の習慣があるから。


もう一つ、難しいのが、習慣化とは、意識してやっているコトを無意識にできるようにするコトだからだと思うのです。この無意識にできるようになるまでのプロセスが難しい。

[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BF%92%E6%85%A3:title=
wikipediaによれば、]

習慣(しゅうかん)とは日常的に繰り返される行いのこと。また、その土地の文化にも影響する。後天的な行動様式であり、反復して行われる事で固定化される。身体的な振る舞いの他に、考え方など精神的、心理的な傾向をも含む。

とのこと。


私の中では、習慣とは、「日常的、もしくは、在る状況に置かれると、反復される無意識の行動、思考、心のパターン」だと定義しています。だから、クセなども、一つの習慣だと思うのです。


よく、朝早起きが苦手で、目覚ましがなければ起きることができないという人がいます。そのような人は、目覚ましで起きるという習慣ができてしまっているのです。私は、絶対に朝5時より前に目が覚めます。それが苦労しているかというと、全く苦ではありません。朝9時まで寝ようと思っても、イヤでも朝5時に目が覚めるという習慣がついているからだけです。
習慣は、無意識のチカラです。
だから、いい習慣があると、苦労せずに、望むような行動ができる。逆に、悪い習慣があると、意識を働かせて行動をする必要があるので、キツイ事になってくる。


「本で学ぶこと、セミナーで学ぶこと、身近な知人から学ぶコト」はたくさんあると思うのです。それを実践していくには、いかにそれを習慣にまで取り入れるかが大事だと思うのです。
学んだ結果、「やろう!」と思ったことは、意識しなければできないことです。


習慣化には、いくつかの方法やポイントがあると思います。私が、従来やっていた方法は、記憶に頼らないという習慣化です。
例えば、「毎朝一番に、一日のスケジュールを完璧に立てる」とい事を学んだとします。そして、朝になると、「そうそう、朝一番のスケジュール。忘れずに!!」などと思っているうちは、自分に対しての負担も大きいものです。「忘れてはいけない」という負担があるからです。
その負担をなくし、無意識化を図っていく為に、GTD的な手法を使って、頭のメモリーに残すのではなく、紙やデジタルのメモリーに残して、それを何度も繰り返し見ていく事で、無意識化させていました。


しかし、ある日、気づいた事があるのです。最近、新しい習慣が増えていないということを。ナゼか?を考えてみました。
私の習慣化うまくいっていない原因が分かりました。
それは「習慣化したいコトがたくさんありすぎる状態になっているコト」です。


本やブログ、twitter、知人など、素晴らしい情報に触れる機会が多いと、「習慣化させたいコト」がどうしても増えてきてしまいます。あれもしたい、これもしたいという状況になっていくんですね。


たった一つの小さな習慣でも、それを身につけるとは、かなり大変な作業ですよね。
例えば、感情的な人が「どんな時でも怒らないようにしよう」という習慣化をしようとする。そんな習慣をつけようとすれば、ある意味24時間中「怒らないようにしよう。絶対に怒らないぞ!」と意識を働かせる必要があるのです。そうしなければ新しい習慣などは身に付きません。意識してできるようなモコトを、習慣化していくというプロセスにおいては、意識を常に働かせる必要があります。無意識化という習慣化に至るには、徹底して意識化が必要になります。


カンタンな習慣でも、その習慣がいつ必要になるかが分からないような習慣ほど、習慣化には時間がかかるものです。それは、意識すべき時間が必要になるから。例えば、先ほどの怒りっぽい人のケースが、「どんな時も怒らないという習慣」を身につけようとする場合などがそうです。いつ、「カッとなるようなシチュエーション」が生まれるか分からない。というコトは、ズッと「怒らないぞ!」を意識をし続ける必要があるというコトです。


実は、これは大変なコトでもあります。人が意識できるコトには限界があります。私達は、携帯をしたり、人と話をしたり、会議資料を作ったり、新商品開発をしたり、子供とバカ話しをしたりという日常生活の中で、使える意識の大部分を使っています。「習慣化のために、使える意識の量」は限られているのです。
それなのに、私はたくさんのコトを習慣化しようとしていたのが、間違いだったコトに気づきました。


そこで、最近始めたのが、「習慣化したいコトのリスト化」です。
そのリストの一つずつを、習慣化していくのです。
ルールは一つ。一つのコトが無意識にできるレベルになるまで、確実に行動ができるレベルになるまで、他の習慣化に取り組まないということ。
一度に沢山のことを習慣化させようと欲張るから習慣化は失敗すると思うのです。
一個づつ確実に習慣化させて、次に進む。
習慣化に粘り強く、焦りは禁物。
習慣が変われば人生が変わるのだから!
そう思い、習慣化に取り組んでいます。


ちなみに、この取り組みをし始めたとき、リストの一番上に、何を書き、習慣化を始めたか?
それは
朝一番に「習慣化したいことリスト」を見ることです。



PS
最近twitterを始めました。
http://twitter.com/favre21