モチベーションは楽しさ創造から

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今日の気になるビジネスニュース090218

今日の気になるビジネスニュース090218

最近、ちょっと更新のさぼりクセがついてしまったので、その防止に、データベースに入力していた「気になるビジネス関連のニュース」をブログの方に、コメントと共にアップしていこうと思います。人気がでてくるようでしたら続けようと思います。

(キーワードは、私の検索用です)





トヨタ、「プリウス」新旧モデル併売 現行型、200万円程度に

 トヨタ自動車は5月に全面改良するハイブリッド車プリウス」について、新型と現行モデル車を併売する。新型プリウスはエンジンを大型化することなどから、現行より価格が高くなる見通し。2月にはホンダがハイブリッド車インサイト」を200万円を切る価格で発売する予定で、トヨタは現行モデルを200
万円前後で販売して対抗する。トヨタが同一車種の新旧モデルを併売するのは初めて。

これは目から鱗の、言われてみればなるほどと感じるマーケティング手法。償却済みの旧モデルを、低価格競争用の商品として利用するという発想。

製造原価における「技術コスト」「減価償却費」の高い商品に関して言えば、どうせ償却は終わっているのだろうし、機械がダメになるまで、低価格商品で販売し続けるというなマーケティングはかなり有効かもしれない。



キーワード  低価格  旧モデル活用  減価償却済み資産活用




シャープ加湿空気清浄機が好調 2.5倍の増産態勢に

シャープは17日、昨年9月に発売した加湿空気清浄機「キレイオン」の大ヒットを受け、中国の上海工場を中心に1〜3月の生産台数を計画に比べ2.5倍に
引き上げたことを明らかにした。イオンをプラズマ放電により大量に放出し空中のウイルスやアレルギー物質を分解・除去する機能を搭載。
 「高濃度プラズマクラスターイオン」と名付けた空中除菌機能は、ウイルスは99%、花粉などのアレルギー物質なら99.9%を分解・除去でき、26種類の浮遊物質に効果があることが、実証されているという。
昨年12月から人気俳優の佐藤隆太さんらを起用し、技術を主役にしたテレビCMを始めたこともあり、認知度が一気に高まった。

他社とは違う商品を作っても、売れるかどうかは、その技術をどう顧客に伝えることができるかにかかっている。そして、その技術が最近では複雑化し分かりにくくなっている。



このシャープの加湿器は、「技術」を分かりやすく伝える為に、CMを難しい話を分かりやすく伝えるストーリーテリング手法を上手に使っていると思う。



キーワード  ストーリーテリング  技術のマーケティング



月1000円 ADSL復権 ソフトバンクなど格安攻勢

 景気低迷による消費の冷え込みで商品・サービス価格の低減が進むなか、インターネット接続サービスでも電話回線を利用した低料金のブロードバンド(高速
大容量)「ADSL」の人気が再燃している。月額1000円を切る新プランなど安値競争が、光回線普及の影響で市場縮小が続くADSLの回帰現象につな
がっているようだ。
光回線への移行が急速に進むとみられていたADSLだが、景気悪化の“追い風”を受け、「身の丈ブロードバンド」として再認識されているようだ。

不況になると、顧客のランクダウンが起こってきて、負け犬商品が復活するという典型例です。

「負け犬商品」を見直してみると、ビジネスチャンスがあるかもしれませんよね。


キーワード  低価格 負け犬商品  身の丈消費



ニトリ、300品目を追加値下げ 集客力向上目指す

家具・インテリア専門店最大手のニトリは17日、ソファ、カーテンなど300品目を21日から追加値下げすると発表した。下げ幅は平均17%程度。3万9900円のソファは1万円(25%)下げ、2万9900円とする。
同社の値下げは昨年5月から4回目。平均下げ幅は20%で、累計で全品目の16%にあたる1300品目を値下げすることになる。昨年11月の値下げでは同月の既存店ベースの客数は前年同月比で16.9%増え、10月(同1.7%増)の伸びを大きく上回った。

価格も、これだけ「攻めのマーケティング」として活用すれば、有効でしょうね。

不況下での、オーソドックスな成長ビジネスモデルのパターンですね。





福岡県大川市は家具の町として有名で、古くからのたくさんの家具の製造業、卸業がいるのですが、ほとんどが元気のない企業ばかり。この町の経営者と話していると、「家具は将来性がないもの」「利益がとれないもの」という話ばかりしか出てこないのですが、ニトリの例など見ると、やはりどんなビジネスでも「やり方次第」「戦略次第」という事を痛感させられます。



キーワード  低価格  集客  値下げ



サントリーや大和ハウス、建物の緑化事業拡大

 サントリー大和ハウス工業はそれぞれオフィスの屋上など建物の緑化事業を拡大する。サントリーは同事業を4月1日に分社し、専門人員を育成するほか意
思決定を速める。大和ハウスは2009年度から建物緑化をまるごと請け負う事業を本格的に始める。都市の緑化需要が今後伸びると判断した。

ヒートアイランド対策商品って、これまでも、何度も「環境商品」として注目されてきては、あまり成長してこなかった商品。

この不況下、見込みがあるんでしょうか?注目していきたい分野です。



キーワード  環境  屋上緑化  ヒートアイランド





サーティワンの09年12月期、単独営業益13%増

B―Rサーティワンアイスクリームの2009年12月期は単独営業利益が前期推定比13%増の21億円程度になりそうだ。乳製品など一部の食材価格が下落するほか、円高・ドル安で原材料の3割を占める輸入品の調達コストも低下する見通しだ。 販促強化でアイスクリームケーキの販売数は2割程度増えそう。

サーティーワンって、意外といっては何ですが、それなりに売れてるンですね。

不況、不況とは言え、アイスクリームのような商品でさえ、やり方次第では売上増、営業利益増になるということ。



キーワード  調達コスト  販促強化



アラビア石油、北海で油田権益取得へ

AOCホールディングス傘下のアラビア石油ノルウェー領北海で油田権益を取得する。2009年中に生産開始予定の油田で、投資額は権益取得と生産設備あ
わせて約100億円の見込み。イラクでは油田開発のための入札参加を目指す。アラビア石油は昨年、約50年にわたって操業に関与した中東の大型油田から事
実上撤退し、新たな収益源確保が急務。原油価格低迷で売りに出る油田権益が増えており、円高を追い風に積極投資を進める。

90年代の円高の際、日本企業は効果的に「円高」のメリットを活用できませんでした。逆にアメリカは、その後の「ドル高」を有効に活用していった。



現在の円高という部分を嘆くのではなく、この円高をどう活用していくのか?どうチャンスにしていくのか?」という事が、一つ大きなテーマになるのではないでしょうか。



キーワード   円高活用



ツタヤオンライン、会員1500万人突破 不況で「内ごもり」追い風

「TSUTAYA online(ツタヤオンライン)」の会員数が、2009年1月末に1500万人を突破したと発表した。 1999年にサービスをスタートし、約10年で実現した。

会員数は右肩上がりで伸びていたが、爆発的な伸びのきっかけとなったのが携帯電話向け音楽配信サービス「着うた」だ。携帯電話大手3社のサービスが出そろった04年には会員数が500万人を突破。



 その後も、パソコン・携帯電話向けコンテンツを拡充し、会員数は06年には1000万人、今年1月末に1500万人へと成長した。



 会員の年齢層は20〜30歳代が中心で、全体の67.5%を占める。40歳代以上の割合も25.2%と高く、幅広い年齢層から利用されているという。

7人に一人はツタヤの会員になっているとは凄い。これだけの顧客へのリーチ手段を持っていると、何でも活用ができそうですね。ちなみに、私は持っていません。



キーワード  顧客管理  巣ごもり