モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

景気が悪い、景気が悪いと言ったって・・麻生総理しかできないこと

先日、夕食を食べながら流れていたTVを見ていた。番組は分からないが、関口さんが司会の情報バラエティ。世界同時金融危機についての特集をやっていた。中身は、世界恐慌時のアメリカはどれだけ悲惨な状況になり、日本でも金融取り付け騒ぎが起こり大変だったという事を伝えていた。経済評論家かコメンテーターみたいな、ワケが分からないヤツが、「今、このような恐慌になるかならないかの瀬戸際にきています。」みたいな話をしていた。





番組を見ながら、「お前らが、世界恐慌に突き落とそうとしているんじゃないか!」と独り言を言っていました。





景気は、「気」から。とても「気持ち」が左右します。家計の最終消費支出、いわゆる個人消費と呼ばれる部分が、日本の場合はGDP全体の56%を占めている。これだけ個人消費が多い社会。


では、「気持ち」は何から生まれるか?それは、事実より、受け取る情報により左右されてくると思うのです。例え、今自分の身の回りでは給料カットが行われている事はなく、人員カットが行われていなくても、受け取る情報が「今後はヤバイ」という情報ばかりだと、気持ちはブルーになっていきます。





マスコミが「最悪。最悪」、「今後はどうなるのでしょうか?」「失業者が溢れる事態も」「家計も心配になってきます」みたいな、意図的に危機感を煽るニュースばかりを聞かされたら、普通の人であれば「今日は、おかず一品削ろう」とか、「旅行に行こうと思っていたけど、もしもの為にやめておこう」とか、「車検がくるんで車を買おうと思ったけど、やめておこ」とか思うのが当たり前。





こんなクズニュースを垂れ流し続けていたら、番組制作者は、「スポンサーの商品が売れなくなり→広告を出さなくなり→自分達の給料も上がらなくなる」なんて意識も働かないのでしょうか?不況になればなるほど、効果測定がしやすいネット広告にスポンサーは流れていくのに・・





はてブでも「麻生総理のホテルでの飲食についてのニュースが話題のようです。麻生首相とホテルBar|デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Amebaなどがそう。





ホントは、麻生総理は、この世界同時不況を乗り越える上で、他の政治家にないアドバンテージがあるのではないかと思います。(鳩山さんや笹川さん等も同じ)





「坊ちゃん、大金持ち」というアドバンテージです。これは、誰でも知っている事実。





記者から「高額なホテルなどでの飲食について」批判された時に反論すべきだったと思うのです。あの時、「高級か、高級でないか?」みたいなどうでもいい意見に反論したのが間違い。そうではなく、「景気が悪いから、節約しないといけない。贅沢してはいけない。」という考え方に対して、反論すべきだったと思うのです。例えば・・





『今、「同時不況」の時期。アメリカが発生源の危機ではあるが、アメリカ頼りでなく、日本は自らでなんとかしないといけない。その為に、まず、カンタンに自分でできる事をやっているんだ。それは、お金を持っている人が、今までより、ちょっと多く使う事。危機だから、節約をしておこうと、みんなが行動すると経済は縮こまってしまう。





国民全体が、今までより、5%消費を多くする。特に、お金持ちは、今までより2割贅沢する。そうすれば、日本の景気は間違いなく上がる。私が先頭になって、お金をじゃんじゃん使う。記者の諸君も、景気が悪いから節約しなければという庶民ぶったニュースばかりを流すのではなく、ムリしてでもじゃんじゃん贅沢をしてください。君たちは1500万以上貰っている高給とりだろう。今の時期だからこそ、借金してでも、先頭になって贅沢してくれ。みんなお金を使いましょう。』

そう言えば良かったんじゃないでしょうか?(残念ながら、麻生首相。記者からの意地悪な質問に切れてマイナス感情に左右されて、チャンス思考になれなかった(^_^))





そして、毎晩、遊びほうける所をマスコミに撮影させ、締めで「私は今日も、100万金を使いました!お金に少しでも余裕のある皆さん。日本の為に、今こそ、ジャンジャン金を使いましょう。あなたの贅沢が、日本を元気にするんです。景気が悪いときは贅沢する。景気が良くなったら節約する。それが日本の経済を支えるのです」と言えばいいのじゃないでしょうか?



麻生総理が日々贅沢している姿や、それに触発され身近で贅沢している人が増えてくるのを見ると、私達庶民も、ちょっと贅沢してもいいかなという気分になってきます。(もちろん「こんな不景気で、明日にも飢え死にしそうな弱者がいるのにけしからん!」という声は起こるでしょう。しかし、その批判を受ける覚悟でやって欲しいものです。「こんな時期に贅沢していいんだろうか?」などと思う人がいればいるほど、景気は弱まっていくのですから)





景気が悪いときだからこそ、ムリしてでもリーダーが景気のいい話をする。国民に「景気がいい情報」をできる限り、頻繁に流していく。景気が悪いときに、みんなと一緒になって景気が悪いなどといっては始まらないと思うのです。


PS
私の本『部下の「やる気」を育てる!』売れてます!
まだ、読んでない方、是非、お読みください。

マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!

マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!