モチベーションは楽しさ創造から

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オリンピックを見ながら、「執念」の大切さを再確認

皆様、ご心配をおかけしましたが、無事、白内障の手術、成功して、昨日、退院してまいりました。順調にリハビリも進んでいます。

激励、お見舞いのお声を頂いた、皆様、ホントにありがとうございました。





視力の方も、まだ長時間PCや本などを見ることは避けていますが、順調に回復しています。





白内障の手術をした結果、視力の方も、大きく回復。中学校に近視になって以来、最近では0.1位に落ちていた視力が、1.2に。今までとは、違った光景が広がっています。(あまりに違いすぎるので、慣れるまで大変そうですが・・)





ただ、近いものが見にくいんですね。まだ、視力が安定していないんで、100円ショップから買ってきた老眼鏡をかけて、近いものを見たりしています。結果的には、白内障の手術して良かったと思っています。





さてさて、入院している間、本を読むことも、ネットを見ることもできなかったので、オリンピックのTV観戦三昧でした。

昨日もソフトボールの金メダルも凄かった。





昨日のソフトボールもそうなのですが、トップレベルになると、勝敗の違いを生むモノは「チョットした差」だという事が分かります。この「チョットした差」が、後々の結果を大いに左右してくる。(メダルを獲得するのと、4位で終わるのでは、今後の人生に大きく左右してくるのでしょうし)





「チョットした差」は、オリンピック選手であれば、「体力」「技術」「執着心」という事だと思うのです。特に、ソフトの上野投手や水泳の北島選手など金メダルを争う選手などを見ていると、「絶対に勝つ!」という執着心が画面を通してでも伝わってきます。「腕が折れてでも、投げ抜いて、絶対に打たせない。絶対に勝つ!」という気持ちがバンバン伝わってきました。プロ野球などを見ていても、最近感じなかった。昔の甲子園を見ていた時の、あの感覚。





この執念が、「ちょっとした差」を生み出したのでしょう。私は、あまり根性論って好きではないのですが、最後、頭一つ抜け出すには、とても大事なことなのでしょうね。





そして、トップ選手達は、この執着心がリキミにならないように、上手にコントロールしているのが分かります。執念だけは、伝わるけど、それがリキミになっている選手もたくさんいます。それらの選手達は、逆に思うように成果を出すことができない。





いくら「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」と叫んでみたところで、それがリキミになってしまうと、逆効果。





活躍している選手達は、「自分が今までやってきた事への自信」からそうなるのでしょうが、「執念を持ちつつ、それがリキミにならないような程度」で、フルパワーで力を発揮しています。その精神のバランス作りというのが、凄いなと関心しながら見ていました。





逆に、結果が出せていない競技の選手達は、この精神のバランスが崩れているように思えます。今のところ、元気がない野球などは、技術的、体力的には世界NO1なのでしょうが、「執着心」と「自信」のバランスが崩れて、リキミばかりが目立っているように思えます。(まだ、予選だからかもしれませんが・・)





ただ、オリンピック選手を見ていて、自分を振り返ってみると、第1に気づくのは、どうもこの「執着心」が弱いような気がします。上野選手や北島選手のような「絶対に金メダルをとるんだ!何がなんでも金メダル!」なんていう気持ちが、欠けているなと感じました。これは、私だけに限らず、日本国民全体に言えることかもしれません。





ちょっと豊かになりすぎた私達は、それに甘えてしまい、「目標への執着心」が欠けているのではないか?「今後の事など考えずに、今、目の前の仕事で絶対に結果を残す」という執念が足りないのではないか?「これくらいでいいだろう」という妥協をしていないだろうか?体力作り、技術作りも大事だけど、まず、「目標への執念」を作る事が、スタートになるのではないか?







日本代表の選手達のプレーが、私達に、この事を教えてくれているような気がしました。スポーツは、ホントにいろんな事を教えてくれます。