モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

厳しく躾をしていく事こそが、業績アップの近道か?

先日、経営コンサルタントをやっている友人と会食をしたのですが、その時の話です。友人は、「モチベーションが上がるワクワク仕事術」を読んでくれていて、その感想を話してくれました。





友人 「あの本を読んで感じた事があるんですよ。私のコンサルティングスタイルは、2日間くらい月にクライアントに入り、その日は朝から晩までコンサルティングするんですよ。

そうすると、ある程度までは、一気に業績は回復するんですよね。しかし、そこからが壁にブチ当たるんですよ。その壁の秘密が、この本の話だと思うんですよね。」





私  「っていうと?」





友人 「コンサルティングを契約してくれるのは、社長さんですよね。社長さんのニーズは、『業績アップをしてくれ』ということ。それも、『社員の躾や働き、意識がイマイチだから、それを直してくれれば、業績アップはできるはず』というニーズが現実には多いですよね。業績アップしない原因は、経営者の問題ではない。経営スタイルの問題ではない。という経営者のスタンスが多い。」





私 「確かに、そんな社長が多いですよね。会社の業績の低迷は、社員のやる気の問題。モチベーションの問題。気合いの問題と考えている社長さん、経営陣が多いのは確かですよね。それを何とかしたいと思って、コンサルタントを雇うケースが非常に多いのは、確かかもしれませんよね。」





友人 「そうなんですよ。そのニーズを満たしていこうとすると、いつの間にか『厳しい事を言う』事がコンサルティングの内容になってしまう。外部の人間からの厳しい言葉はカンフル剤となって、短期間には効き目はグーンっとでる。社長も、「自分に代わって厳しい事を言ってくれた。」という事で、満足してくれる。ここまでは良いんです。」





私 「そこからが続かないんですよね。」





友人「そう。そうなんですよ。業績は上がったけど、会社はギスギスした雰囲気になってくる。壁にぶち当たるもんだから、「もっと厳しい事を言わないといけない」とコッチも焦ってくるんです。経営者の方も、『もっと厳しく言ってくれ』と言ってくる。しかし、焦ってそんな事をやっても、もう今度は効果が上がらなくなるんですよね。」





私 「そうなんですよ。厳しくしていったところで、すぐに限界にぶつかってしまう。ちょっと、遠回りをする必要がホントはあるんですよね。あえて、バラ色と思える道を選んではダメだと思うんです。遠回りの道のように見えるけど、『「社員が楽しく仕事をする」「仕事に没頭できる会社」を作っていく事に注力していった方が業績アップの近道になる』という事を気づいてもらいたいと考えて、本を書いたんですけどね。」





友人 「そうなんですよね。だけど、経営者に「仕事を楽しくする」「楽しく働ける会社作り」が業績アップに繋がるって話を理解させるのって、ムズカシイですよね。特に、年をとった経営者には。厳しい事を言っていかなければ、監視を少しでも怠ると、従業員は怠けるという事が刷り込まれていたりしますもんね。」





私 「確かに、ムズカシイですね。今度の私の本で、それを理解して頂くキッカケにしてもらおうと思っているのですが・・

   トライ&エラーで、社長さん達に、「社員に仕事を楽しく働いて貰い、没頭できる環境作りが、最も業績アップに欠かせない事だ」という事を伝えていくのが、使命だとは思っています。ムズカシイですけどね。」





友人 「そうですね。難しいけど、チャレンジしていくべき事なんでしょうね」





「仕事を楽しくする」ってことは、当たり前の話なんですけど、これにホンキで取り組んで貰うという事は、かなり難しかったりするんですよね。特に、経営者層に対しては・・





PS

一人でも多く、「仕事を楽しくすること」が業績アップにつながる。そして仕事を楽しくする為には、何をどうやればよいのか?ということをまとめた本。「モチベーションが上がるワクワク仕事術」。是非、応援よろしくお願いします。読んで頂いた皆様、是非、良かったら、周りの方にもお勧め頂ければ嬉しいです。

めざせ!仕事のプロ モチベーションが上がるワクワク仕事術

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