モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

好きを貫くにも、楽しさ創造力がいるんじゃないか?

「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 - 分裂勘違い君劇場 はとても考えさせられました。

どんなにステーキが大好きな人でも、毎日、朝昼晩、ステーキだけを強制的に食べさせられ続けたら、だんだん苦痛になってくる。
好きなことを仕事にしたとたん、「好き」はあなたを縛り付け、苦痛を与え続ける拷問台になる。

これは、確かにそうだと思います。

野球好きの高校生が、プロになった瞬間、面白くなくなった。中日をやめて漁師になったという中日の清水選手の記事を紹介しました.
これも「好きなことを仕事にしたとたん、「好き」はあなたを縛り付け、苦痛を与え続ける拷問台になる。」という話なのでしょう。(先天的に好きを貫けている人より、後天的に好きを貫いている人の方が多いのではないか?)





以前から書いているように、私も、今の仕事を「好き」で始めたわけではありません。ただ、続けていく間に少しずつ、好きになってきたというだけにしかすぎません。続けていくために、仕事の中に楽しさを見つけていき、結果として、少しずつ好きになっていったという、結果論的に好きを貫いただけ。






人間の精神が静的なものでない以上、自分の中の「好き」も静的に固定化することなど出来ず、

そんな静的な自分を求めて、インドやタイに「自分探しの旅」に出かけたところで、

「本当の自分」などという静的な状態を見いだすことなどできやしない。

好きを貫こうにも、そもそもそんな静的な「好き」など存在しない。



もちろん、現実には、「大好きなステーキを毎日強制的に食わされる牢獄」から飛び出したところで、そこが常春のお花畑かというと、そんなことはない。そこには、過酷な自然があり、春夏秋冬があり、ときには稲妻と嵐の荒れ狂うこともある。牢獄の中よりもはるかに高いレベルで、知恵と勇気を振り絞らないと生きていけない。



この、「好き」ということは、静的なものでなく、動的なものという話もなるほどとは思います。

「好き」は変わるという話は、私も日々実感しています。

好きというのか、細かな興味は動いており、毎年に近く、その興味を追いかけていたりもします。マーケティング、業務システム開発、WEB、モチベーション、アイデア創出等々の「興味」が見つかり、フラフラとそれを追いかけているのも事実。


だからといって、この「動的」に合わせて、日々、仕事を変えていっているワケでなく、その「興味」が自分の仕事の奥行きになっているだけ。





興味の範囲は変わっていますが、それだからといって「好き」に合わせて、違う仕事に転職しているわけでもありません。

今更、アメフトが好きになったからといって、アメフトの選手になるために仕事を変えて、給料をもらえない仕事につくことは現実できませ。家族もいますから、生活水準を落とすわけにはいきません。





今、好きなものの為に仕事を投げ出して、所得が少なくなるというリスクをとる決断はできません。

だからといって、昔の私のように「奴隷」という選択をとるか?というとそれも「NO」。

ゴメンです。





だから、誰かの命令や脅迫観念(○○しなければならない)で、自分の選択を左右をされるのは、絶対にイヤ。

自分の意志で、自分の進む道(好きではないけど、続ける事ができる道)を選択した。

選択したからには、せっかくの人生なんで目一杯に楽しんでやろうと思って歩いています。

そうして、歩いているうちに少しずつ、「仕事が好き」になってきました。





好きな仕事につこうが、そうでない仕事につこうが、その仕事を好きになるしかないのではないでしょうか?

「商い」とは「飽きない」ということ。(苦手な事を続ける5つのコツ 番外編

その仕事に「楽しさ」を見つけていくしかないのではないでしょうか?







「嫌い」になったということのたんびに、スピンオフしていくのも一つの選択。

「嫌い」を我慢しながら、毎日8時間堪え忍ぶのもの一つの選択。





だけど、私はそれはゴメンです。

金も欲しいですし、自分なりの成功も欲しい。できる限りハッピーでくらしたいと思うから。





だから、仕事の中に、楽しさを創造していくしかないと思っています。





好きな仕事についても、常にハッピーというワケはありません。どんな仕事についても、ステーキと同じで、「飽き」がきます。退屈になります。





好きじゃない仕事につけば、なおさら普通に過ごしていてもハッピーじゃありません。





だからこそ、仕事の中に「楽しさを創造していく工夫」が私たちには必要になるのではないでしょうか?(仕事を楽しくするスキル  楽しさ創造力とは?




毎日朝昼晩、ステーキばかり強制的に

食わされる生活が幸福であるはずがないのだが、

「ぼくはステーキが好きだから、

毎日ステーキを食べられるボクは幸せなはずなんだ」

と無理矢理自分を洗脳し、誤魔化しているだけだ。

「仕事の中に、楽しさを創造していく」という考え方。「自分を洗脳しているだけじゃないか?」と言われる方もおられれるかもしれません。





「奴隷契約書にサインしたんだ。我慢するしか仕方がないんだ」と、自分に言い聞かせることは洗脳だと思います。





しかし一つの道を進もうとすれば、障害や飽きや退屈は発生してくることは避けることができない話。

それを乗り越えるために、仕事に楽しさを見つけて進んでいく事は、洗脳ではなく、生きる知恵、工夫だと私は思うのです。





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