モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

気づかぬうちに、奴隷になっていませんか?

昨日の人は何時間働くと過労死するのか? というエントリ、かなりたくさんの人が読んで頂きありがたい限りです。

コメントもたくさんつけていただきました。

その中で、厚生労働省 さんから、以下のコメントをいただきました。



楽しくても月500時間も物理的に働けるわけはない。

休みなく毎日働いたとしても16時間/日。

そんな不可能なことがなぜ分からない。

月400時間も数年働いた奴隷だから仕方がないか。

自分の足の鎖の重さを自慢する奴隷さん。

かなり、きついコメントなので、凹むのですが、真実のところもあります。

このコメントの「奴隷」という部分。

確かに、今考えてみると、そのサラリーマン時代、「奴隷」と言われれば、奴隷のように働いていましたね。

で、考えました。





「何で、奴隷になっていたんだ?」と





別に、サスガに社長や上司が奴隷商人みたいない人ではありませんでしたし、家族を質にとられて脅されているわけではなかったし・・





「いつの間にか、気づかない間に、奴隷」になっていたんですね。





「給料をもらっているんだから○○しなければならない。」

「会社の為には○○をしなければならない。」

「課長だから○○をしなければならない」

コンサルタントだから○○をしなければならない」

という、「○○をしなければならない」という事を言い続けられていると、それをいつの間にか、当然のように受け入れる自分ができあがってしまったからなのでしょう。仲間もそれが当然という雰囲気で仕事をしていましたしね。ある意味、洗脳されていたのかもしれませんね。





今、冷静に考えると、「いくら何でもそこまでする義務はない」と考えれたと思うのですが、当時はそうではありませんでしたね。

「○○しなければならない」という思い込みの奴隷になっていたのでしょう。





しかし、この「○○しなければならない」という思い込みは厄介ですよね。その思い込みがある時は、「思い込み」があることさえ気づきませんからね。





今も、昔の私のような「思い込み」で苦しまれている方も多いと思います。





過去を今振り返った時の反省としては、「自分の心」と「自分の身体」に耳を傾けるという事をしなかったこと。





「仕事をしている時に、自分の心はワクワクしていますか?仕事をしている時、楽しいですか?仕事は好きですか?」という自分への問いをしていませんでしたね。もし、そうしていれば、「○○をしなければならない」という思い込みに気づいて、違う行動をしていたのではと思います。





また、自分の身体も正直です。そのような思い込みがある時は、身体も拒絶反応を起こすようになるのではないでしょうか?私の例で言えば、「毎朝、吐く」という反応。この身体の反応に素直に耳を傾ければよかったなと思います。





「○○をしなければならに」という思い込みに気づいたら、一度、高台に登って、上から眺めてみると良いと思います。「ホントにその仕事は好きなのか?仕事は楽しくできるのか?」と上から眺めてみるといいと思います。

好きを貫くことができなければ、楽しく仕事をすることができなければ、良い仕事もできないと思いますからね。





早くそうしていれば、奴隷の時間も短くてすみ、様々な選択肢が自由に見えてきて早く決断ができたのではないかと、ちょっと反省しました。





PS

コメントを見ると、何時間働いているという話で盛り上がっているのですが、今の私は、470時間働く月もありますが、300時間しか働く事がない月もあります。「今年は働くぞ」ということで、1年間、メチャ働く年もありますし。今年はノンビリしようと過ごす年もあります。自分でもコントロールできる環境を作れますし、お客様の方もコントロールしてくれます。





それと、言葉足らずだったと思うのですが、昨日のエントリは私と同じような労働時間を働く事を推奨しているワケではありませんからね。厚生労働省さんが指摘されるように、労働時間の長さを自慢するのは、私もバカだと思いますから。


同じ1時間働くといっても、「好きを貫いて働いている時」と「苦痛を感じながら」働いている時の仕事の負荷が違うという事を指摘するための話ですからね。できりゃ、短時間でプロフェッショナルとしての仕事ができていくのが一番ですからね。


例えの例で私のパターンを出しただけです。(私は、自宅で仕事をしている時間もかなりありますので、普通のサラリーマンの人とは労働環境も違うと思います。また、私のような仕事では、机に座っていなくても、スポーツジムでさえ仕事ができますからね。(^_^))

←よろしければ、応援お願いします。嬉しいです!