モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

成功本を成功につなげるヒント

今日の一枚(カシャコのフォトログ  カラフルから)


http://www.flickr.com/photos/suln/258814018/sizes/o/






12月にディスカバートゥエンティワンさんのパーティで、シゴタノの大橋さんにお会いした際に、著書の「成功ハック」をプレゼントして頂きました。冬休みに読ませて頂いたのですが、この本、

「成功本を読んでも、成功がなぜできないか?」

「成功本を読んで、成功する為には、何が必要か?」

この2つの問いに対する答えが見つかる本でした。

成功ハックス

成功ハックス

大橋さんは、「成功本には3種類ある」ということを指摘されています。

  1. 成功体験記  (企業経営者の体験記のような本)
  2. 成功物語   (夢をかなえるゾウ、ユダヤ人大富豪の教え等)
  3. 成功マニュアル  (7つの習慣、思考は現実化する等)

言われてみると、確かに3種類あります。私がよく読むのは、1と3のパターンですね。みなさんはどうでしょうか?

これらの本を読むと、確かに気持ちが高まり、元気がでて、やれそうな気がしてきます。しかし実際には、その効果は数日。大橋さんが指摘されているように「スパイダーマンバットマンなど勧善懲悪ものの映画を見終えて映画館を出た直後の心境」。まさに、「成功本」を読み終えた際の心境をズバリ表しています。





単にモチベーションを上げたいのなら、何も考えずにこれらの本を読んでいけばいいのでしょう。「ちょっと元気がないからレッドクリフでも見に行くか?」みたいな感じで、成功本を読むというのも一つの読み方かもしれません。自分のモチベーションを上げるための一つのツールとして成功本を利用するというやり方。読めば、「俺もできそうだ!成功できるに違いない!」と思えますからね。一瞬の、夢の世界に入れます。





しかし、それでは「成功」はつかめない。夢は覚めるのです。もっと冷静に「成功本」を読まなければ「成功」はつかめないとこの本は指摘しています。私も、最近では成功本を読む際には以下の3つを考えて読んでいます。

  1. 必要となる哲学、コンセプトは何か?(常に意識をし続けるべき大事なこと1つか、2つ)
  2. 実際に、やれそうなことは何か?(たくさんは実行できないので1つか、2つ)
  3. 1,2を忘れないようにするために、或いは実行していくために、自分の日常にどんな習慣(仕組み)を作っていけばよいのか?

1と2に関しては、成功本を読みっぱなしにしないで、アウトプットする習慣をつけていけばいいと思うのです。アウトプットすることで、その本から読んだ、ホントに自分が影響を受けた部分が鮮明になりますからね。しかし、ここで終わったら、効果は半減です。





皆さん、忙しい中、成功本を読んでいますよね。「大事だな。大切だな」と思っても、忙しさにかまけて、その大事な気づきを忘れてしまいます。覚えていても2〜3日くらい。それを経つと、せっかくまとめたものすら忘れてしまいます。私もブログにいろんな事をまとめていますが、1年前に何を書いたのかなど、すっかり忘れています。だから、アウトプットで終わっていたら、脳のどこかに記憶として残る状態はあるので、役に立たないことはないと思うのですが、弱い。





実際に成功に近づくには「知っているだけ」ではダメで、「得た気づき」が行動にできなければいけません。また、忙しいので、たくさんの事は実行ができない。





だから大事になるのが、「これだけは実行しよう」と決意し、それを習慣化する為にしっかり仕組み化していくことまで、考えるということです。どうせ、一挙にたくさんのことをやれるワケないのです。だから、分かったフリで終わらせるのでなく、1冊の本から1つでもいいから、それが実行される仕組みを作る。そうすれば、100冊本を読んだとき、100冊の習慣ができているというワケです。







大橋さんの「成功ハック」には、「成功する為に身につけるべき習慣」にスポットを当てた本です。「成功本に書いてあること」を上手に実践する為の仕組みが、たくさん紹介してあります。この中で、一つでも、習慣化できるだけでも、買い!だと思います。





ちなみに、「成功ハック」を読んで、実行しようと決意していることを一つご紹介。

全部で35のハックがあるのですが、私が実行しているのが、その24番目「毎日必ずやっていることに、もう一つの習慣を載せる」ということ。





絶対に毎日やっている無意識の習慣というのが皆さんありますよね。ベルトコンベア的に無意識に行っている行動です。毎朝のメールチェック、歯磨き、朝食、夕食などイロイロ、絶対にやる習慣はありますよね。その「習慣」を行う前に、「新しく習慣をつけたい」ことを行うようにルールを作るということです。(「続けたいと思っていることを、放って置いても必ずぶつかる、自分の通り道に置いておくこと」がコツだと、大橋さんは指摘されています。)





今、これを実践中なのですが、新しい習慣をつけるのに、とても役立つハック。これをもとに、「成功本」を読んでいくか!