モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

来年も、チャレンジ目標を決めただけで未達?目標作りと同時に、年末年始にやるべきこと。

もう2008年は、あと24時間もなく終わろうとしています。

すぐに2009年です。





2009年こそは

「大きなことにチャレンジしょう。」

「自分を大きく伸ばす能力開発をしてやろう。」

「大きな成果を上げてやろう」

とか、新しい何かにチャレンジしていこうと決意している人もいると思います。
年初に向けて、2009年のチャレンジ目標作りに時間をかける人も多いのではないでしょうか?



しかし、100人いれば、年初に目標に立てたことが実行できた人はほんの2割くらい。残り8割の人は、年初に立てたチャレンジ目標は半年も経たないうちに、挫折してしまいます。



この結果の違いを生み出す、最大のポイントは何でしょうか?

  • 新しいことをやる為の努力不足
  • 新しい能力をつける為の勉強法がマスターできていない
  • 新しいことにチャレンジできる勇気がない
  • 実行力がない


いろいろ、原因はリストアップすればでてきますよね。

私はその最大のポイントは、「やらないこと」「捨てること」を決めないで、目標にチャレンジしようとしていることだと思うのです。捨てることで、「時間のスペース」を空けることですね。





実は、昨日大掃除をしました。去年は、本を書くことでメイッパイで、部屋の掃除をすることがありませんでした。その結果、部屋は2年分の資料と本の山。机の上は、本の雪崩が起きそうな状態でした。目標は、この机の本の山をスッキリなくすこと。とにかく、「スペース」が空かなければ、机の本をなくすことはできません。今ある、本の置いてあるスペース、資料の置いてあるスペースのモノをドンドン思いっきり捨てることにしました。「絶対に必要なモノ」、「2度と手に入らないモノ」、「まだ全く読んでいないモノ」以外は捨てるという方針の基に、ドンドン捨てていきました。





朝の6時から夕方の5時くらいまで、とにかく捨てるという作業を行いました。すると、「スペース」ができた。それからは、作業はカンタン。空いているスペースに、本や資料を入れていくだけ。





整理・整頓という言葉があります。整理とは、「いらないもの」と「いるもの」に分けて、いらないものを処分すること。整頓とは、「いるもの」を使いやすいようにルールを決めて、所定の位置に置くこと。整理が終わると、80%は終わったようなものです。だけど、人間どうしても「整理」することは煩わしく、手を抜こうとしてしまいます。





新しいことにチャレンジしようという際も同じ。恐らく、皆さん、今たっぷりの時間がある人はいないと思います。少ない睡眠時間で我慢しなければいけない状態ではないでしょうか?新しいことをやろうとしても、今の現状に埋め込める時間は、僅かなハズです。





そして、ムリは長続きはしないものです。新しい何かにチャレンジしようとすれば、継続的努力が必要になるはず。すぐに結果が出るモノはなく、努力の途中でやめてしまっては、やらない方がマシ。



だから、新しいことにチャレンジしようとすれば「時間の空きスペース作り」が必要になるのです。その為には、現状の仕事、現状の行動を整理することがスタート。今やっていること、今やっている仕事の中で、「いらないこと」「不必要なこと」を整理する。所謂、「やらないこと」を決めるということですね。





「やらないこと」を決めなければ、新しいことをやる為の「スペース=時間」が作れません。スペースのない所に、無理矢理、本を並べていくと、最終的には本の雪崩が起こるような状態になるのと同じように、「やらないこと」を決めないで、新しいことにチャレンジしても、最終的には途中で、そのチャレンジを投げ出すことで終わってしまうようになります。





「やり続ける」為にも、「やらないこと」を決める。「来年のチャレンジ目標」を決めるだけでは、片手オチなのです。この年末、年始の時間を使って、「自分の仕事」「自分の行動」を整理し、来年は「やらないこと」「捨てること」を決めていきませんか?





「捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」です。勇気を持って、「捨てていく」ことを決めていくことで、目標達成への実現可能性が高まっていくのです。


*本年も皆様にはお世話になりました。来年もまた、よろしくお願いいたします。