園児が語る 「大人になってなりたいもの」から気づいた事
昨日のコミュニケーション下手な人の為の、最初にやるべき習慣。
思いもよらない大人気のエントリになっているようです。コミュニケーション論や動機付け論の古典にも興味がある方がとても多いのが分かりました。
週1くらいで、このような古典についてもご紹介していきたいと思います。
先週の土曜日、下の娘の卒園式でした。
卒園証書をもらった後、各人、「大人になったらなりたいもの」を子供達が発表してくれました。
プロ野球選手やサッカー選手、それとか○○レンジャーみたいな事を言うのかなと思って、聞いていると、ほとんどの子供達は、そうではないんですね。(40人くらいの中で○○レンジャーが3人くらい。神様っていうのが2名くらい今したが(^_^))
ほとんどの子供が身近で、自分がカッコイイと思った職業の事を言うんですね。私の下の娘は「アクセサリー屋さん」。(上の娘は、卒園当時は「スーパーのレジ打ちの人」になりたいと言っていました)
子供達がカッコイイと思っているのは
・床屋さん
・美容師さん
・花屋さん
・ラーメン屋さん
・ケーキ屋さん
等々
正直、大人に「なりたい職業、できれば転職したい職業は何?」と聞いた際には、ベスト10には上がってこないものばかり。
もちろん、「それは、子供達が現実を知らないからだよ」と言われる方もいるでしょう。これらの職業の給料面や待遇面、裏の大変な仕事など、子供達は知りません。このように表にでる仕事ではなく、裏側で動いている仕事。例えば「商社マン」であるとか、「官僚」であるとか、「コンピュータ技術士」などといった職業も知りません。彼らの知っている中から、「カッコイイ」と感じた仕事でしかありません。
そんな中、私が感じたのは、「ゴキゲンに一生懸命働いていると、どんな仕事でも、格好良く、子供達から見えるんだな。」という事です。
何か、この平凡な事を忘れていたように思えます。
子供達があげた「将来なりたいもの」。大人達から見ると「なんで?」と思うような仕事もあったりします。
だけど、子供から見ると格好いいんですよね。
私達が日常生活の忙しさの中で忘れていること。
「どんな仕事もカッコイイ。」
「どんな仕事も、子供が憧れるほど魅力的」
だということ。
改めて、子供達から教えて貰ったような気がしました。
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