モチベーションは楽しさ創造から

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社長、人事担当者、起業家の為の 忙しくてもこれだけは読むべき!9月3週目ベストエントリー10[経営]

「社長、社長を目指しておられる起業家、人事の方々、部門責任者の方々」に、社員や組織のモチベーションアップ、人材育成、採用、組織設計、マーケティングという観点から、是非、今週読んでおくべき10のエントリを週1でご紹介していこうと思います

  1. カルビー、自己流「ペルソナ」で大ヒット商品生み出す (日経情報ストラテジー発ニュース):NBonline(日経ビジネス
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    今、話題のマーケティング手法であるペルソナを使っての商品開発の成功例として「ジャガビー」を取り上げています。一人の人に喜んで貰うことができれば、多くの人に喜んで貰えるはずという発想からできたマーケティング手法ですが、とターゲットを絞り込まないお菓子業界でこれで成功しているのが、おもしろいところですね。

     既存のスナック菓子では攻め落とせなかった「20〜30代の独身女性」。山村氏らは、この層を取り込むことで老若男女に受け入れられる商品開発に挑んだ。年齢と性別程度では従来のセグメンテーションと大差はない。カルビー定量データから新商品が対象とすべき層を定めただけではなく、顧客像のライフスタイルや価値観まで決めることにした。 彼女たちがよく読む雑誌からライフスタイルを類推したり、独身の女性社員にミーティングに参加してもらったりしながら顧客像を肉付けしていった。定義づけた顧客像についての記述は1枚の紙にまとめられた。「27歳独身女性、文京区在住、ヨガと水泳にこっている…」といった詳細な記述からは、おしゃれで情報感度が高く都会で独り暮らしをしている女性会社員の姿や価値観が浮かんでくる。記述とともに山村氏らが描く顧客像に近いタレントの写真も張った。 顧客像に名前までは決めなかったが、ジャガビー・プロジェクトのメンバーが作り上げた顧客像は「ペルソナ」と呼ばれるものだ。人間工学中心設計(HCD)というデザイン手法では、定量的・定性的な情報に基づいて架空の顧客像「ペルソナ」を作ることがある。このペルソナのために製品を作りこむことでユーザビリティーを上げていくというものだ。

  2. NTTデータ、感謝し合う風土を高める仕組みを導入 (日経情報ストラテジー発ニュース):NBonline(日経ビジネス
    オンライン)

    他人からの承認はモチベーションを大きく上げてくれます。この制度は、感謝をもらえる行動を促進するだけでなく、それ以上に「周りの人に感謝をする」コトに大きな成果をもたらすのではないかと思います。「他人に感謝し」「他人から感謝される」ことで、職場を楽しくして、モチベーションアップを図っていくというこのやり方、結果が楽しみですね。また、人の為にITを使うというこの発想も大事なのではないでしょうか?

    「特定の顧客へのアプローチの仕方や技術ノウハウを教えたり、顧客を他部署に紹介したりするなど、組織の壁を超えて社員同士が協力し合う風土を築く」と、グループ経営企画本部の青木弘之・経営企画担当部長はサンキューポイント制度を導入した狙いを説明する。

     個人間でやり取りするサンキューポイント制度は、電子的に実現してある。自社開発の社内SNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)サイト上にポイントを送るボタンを付けた。ボタンをクリックすれば、感謝の言葉を書き込む画面が表示される。グループ経営企画本部が獲得ポイント数の多い社員を四半期ごとに表彰し、最多ポイント獲得者には3万円程度を贈る予定である。

  3. 人はお金持ちになりたいわけではない? | Lifehacking.jp
    人のモチベーションの理由、働くワケは、単純に「金持ちになりたい」というコトではなく、「両親や近くの上司などの身近な年長者よりも豊かになるとい」うコトが普遍的なモチベーションになっているのではないかという考え方。ちょっと考えさせられます。

    「西側諸国の人が高い所得に安住して仕事の意欲を失ったり、発展途上国でその逆のことが起きないのはなぜか」という質問があがりました。それにたいする講師の方の答えは、うとうとしかけていた私を一瞬で目覚めさせました。それは、

    それは、人はお金持ちになろうと努力するのではなく、むしろ身近な人、あるいは自分の年長者よりも良い生活を送ろうという欲望に動かされがちで、その力学は割合普遍的だからです

    というものでした。この一言には何か非常に深い真理が隠されているような気がします

  4. 404
    Blog Not Found:書評 - 3時間で「専門家」になる私の方法

    とりあえず『』ではあるが、今は「専門家」になるには3時間でなるコトが可能だということを書いた、『3時間で「専門家」になる私の方法。』という本の書評です。ネットを使っていけば誰でも、括弧付きの専門家程度はなれるというコトを紹介しているエントリ。WEB進化論で梅田さんが書いていた、高速道路論に近い発想ですね。現代は、ネットという高速道路を使えば、目的地の近所にはラクしていけるが、そこから先(括弧付きの専門家ではなく、本物の専門家になる為には)は渋滞につかまるという時代だというコトですね。しかし、括弧付きでも「専門家」に3時間でなれるなら、目一杯利用していかなければなりませんよね。

    括弧抜きの専門家になるのには、どんな分野でも3年、専門性が高ければ下手すると30年かかるかも知れないが、「専門家」であればWebを駆使すれば3時間でいいと著者は言う。実際それを第4章と5章で実践するのだが、この部分というのは圧巻で、ここを飛ばして読めば、「佐々木俊尚というのは葬式評論家なのか」と誤解してしまうほどだ。

    もちろん、「専門家」と専門家の間には大きな壁があるし、専門家が見れば「専門家」はすぐにバレるものでもあるし、「専門家」による心ない発言が専門家の足を引っ張ることもしばしばである(例えば産科をめぐる状況)。しかし、著者はきちんとそれを峻別した上で、「私の方法」とタイトルに付ける事で両者が異なることを明示している。この「私の」というのは括弧付きの「専門家」モードで話をするときには必須だと思うのだが、これを省いている書き手はあまりに多い。この良心がある限り、佐々木さんの著書は安心して薦められる。

  5. らばQ : 情報格差──これから始まろうとしている本当の格差社会
    これ、4番目のエントリにも関連する話ですね。ネットを利用して括弧付き程度にしても3時間で専門家になれる人がいる反面、情報リテラシの低い人は、同じようなレベルになるのを10年も20年もかかる人がいる。ネットは学習を飛躍的にアップさせます。これを真に使いこなせて入れるかどうかが、格差を生みだしているホントの原因ではないでしょうか?(使いこなすとは、単に検索エンジンで調べモノするというレベルの話ではもちろんありません。)是非、リーダーであれば読んでおくべきエントリだと思います。あなたの組織を負け犬軍団にしない為には、是非、意識しておくべき問題ではないでしょうか?

    パソコンとインターネットが使える、ベテラン主婦より優秀な若手主婦の話を前に出しました。それは主婦業だけの話ではないでしょう。

    どれだけ経験を積んでも、人間の時間には限りがあります。その限りある時間をインターネットという高速道路を活用して効率的に学習してきた世代と、インターネットが無かった時代に学習して来た世代。その両者には深い溝が生まれています。



今週もご紹介するエントリが10を越えて、19になっちゃいました。

だけど、一度、目を通されるときっと役立つエントリだと思います。オススメです。騙されたと思ってアクセスしてみてください。、

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