上手な雨の日の過ごし方 「ＷＨＹ ＨＯＷ ＷＯＲＫ」

福岡は、昨日からずっと雨が降り続いています。

雨を見ながら、ふと考えた事は、「雨の日の過ごし方」ということ。





時間の使い方が上手でない人は、ダラダラとテレビを見て過ごしたり、遅くまで朝寝をしたり、ダラダラ時間をすごしながら、あっという間に雨の日曜日が終わってしまう。充実したプライベートの時間を使っている人は、どうせ大した事ができない雨の日の過ごし方が、上手だと思うんですよね。効果的に晴れの日を使うための準備に雨の時間を使われているのではないかと思うんです。





ビジネスでも雨の日はあります。何かを失敗したとき。或いは不遇の時。いつも、うまくいく事ばかりだと良いのですが、そういうワケにはいきません。





特に、新しい事にチャレンジするときはそうですよね。私も新しい事にチャレンジするとき、１０個のうち６個くらいは、当初の目論見通りにはいきません。目標通りの結果がでなかったりします。雨の日があれば、晴れの日もある。それが現実です。





チャレンジをすれば、どんな人にも雨の日はあります。問題は、「その雨の日をどう過ごすか？」ではないでしょうか？できる人は、「雨の日の過ごし方」が違います。「雨の日の過ごし方」が上手な人は、雨がやんだ瞬間、すぐに上手に晴れの日に向けて走り出す事ができますし、下手な人はグズグズしている間にまた雨がやってきてしまいます。





西日本新聞のインタビュー記事で、ラクビーの日本代表ヘッドコーチのジョン　カーワンさんが「雨の日の過ごし方」について話している記事がありました。

彼は、雨の日（ラクビーで試合に負けたとき）、やらねばならない事は、「ＷＨＹ　ＨＯＷ、ＷＯＲＫ」だと言うのです。





シンプルだけど、良い言葉ですよね。

• ＷＨＹ
  

  なぜ、失敗が起こったのか？今、不遇の時に陥っているのはナゼか？という事を考える
  
  

• ＨＯＷ
  

  どうすれば、２度と同じ失敗を繰り返さないかを考える。この窮地からの脱出方法を考える
  晴れの日を迎える為に、今、何を準備できるかを考える。
  
  

• ＷＯＲＫ
  

  グズグズ考えているだけではダメ。晴れの日に向けて、今できる事を行動する。
  
  

ＷＨＹだけ、ＨＯＷだけ、ＷＯＲＫだけを行ってもダメ。どれか欠けるようではうまくいかない。この「ＷＨＹ　ＨＯＷ、ＷＯＲＫ」の３つ全てを同時に、素早く行う事が大事だと言うのです。

私達が雨の日に陥りやすいのが、ＷＨＹばかりを考えてしまうという事ではないでしょうか？

「どうして、こんな失敗起こしたんだろう。」ということばかりを考えて、ズーッと後悔ばかりしている人をよく見かけます。

雨の日に「なぜ、どうして」ばかりを考えていくと、気も滅入ってきます。思考の堂々巡りに陥ると、良いアイデアなんて出てきません。





ＷＨＹばかりを考えても、何も変わりません。雨は降り続けるだけ！ＷＯＲＫすることで、初めて晴れは訪れるようになるのです。ＷＨＹを考えるのを切り上げて、ＨＯＷを考える。そしてＷＯＲＫし始めましょう。





＜雨の日にのチェックリスト＞

・ＷＨＹバカリ考えて、気持ちが落ち込んで、やる気が出ないという事はないか？

・ＨＯＷばかりを考えすぎて、何も前進していないという事はないか？

・ＷＨＹ、ＨＯＷを考えずに、すぐに行動してしまう事で、同じような失敗を何度も繰り返すことはないか？







雨の日は「ＷＨＹ　ＨＯＷ、ＷＯＲＫ」の３拍子を同時に、素早く行いましょう。次の晴天を気持ちよく迎える為に・・

ＰＳ

私の本、「モチベーションが上がるワクワク仕事術」これからも応援よろしくお願いいたします。

めざせ!仕事のプロ モチベーションが上がるワクワク仕事術