モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

お勧めモチベーションエントリー:経営戦略の中心テーマは“働くモチベーションの再生”がカギ

株式会社野村総合研究所:2010年の経営戦略は“働くモチベーションの再生”がカギより

2005年の年末に作られたレポート。作成されて、1年半経過しているが、社員のモチベーションを取り巻く環境はあまり変わっておらず、一層悪化しているのではないだろうか?これからの人本主義社会になると「どれだけ働くモチベーション」を構築できるかが企業成長の鍵になると思われるが、それへの企業の取り組みと言えばそれほどの真剣度があるとは言えない状況である。(2005年度に比べて、採用難の時代に突入しているにも関わらず)
報酬部分のモチベーションは当然の事、いかに報酬以外の部分のモチベーション要因を整備していくかが鍵になる。

  • 「自分だけにしかできない仕事」(22.0%)
  • 「新しいスキルやノウハウが身につく仕事」(21.8%)
  • 「自分の実績として誇れる仕事」(21.5%)
  • 「仕事自体の面白さや刺激」(44.5%)
  • 「同僚や後輩から信頼されたり感謝されたりすること」(35.0%)
  • 「顧客から感謝されること」(34.2%)
  • 「上司から高い評価や承認が得られること」(26.6%)これらを会社としてどう戦略的に作っていくかが鍵になる。

野村総研では、そのために3つの構築として提案がされている。

  1. 「仕事の動機付けにつながるミッションの樹立」
  2. 「挑戦機会の増設」
  3. 「周囲のモチベーションを生み出す人材の抜擢」

まさに「楽しさ創造力」が企業に求められる時代という事だろう。
企業は最大の御旗に「会社を楽しくする」という事を最上位目標にして、経営戦略や改革目標を構築すべき時代に突入したのではないだろうか?




株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)はこのほど、2005年10月にインターネット上で実施した「仕事に対するモチベーションに関する調査」(上場企業の20〜30代の正社員を対象、1000サンプル)の分析結果をまとめました。それによると、現在の仕事に対して無気力を感じる人が75.0%にも達し、若者のモチベーション低下が顕著であることがわかりました。NRIでは、凋落傾向にある若者の働くモチベーションを再生することが、2010年以降の企業の競争力アップにつながると考えています。具体的な再生手段として、「仕事の動機付けにつながるミッションの樹立」、「挑戦機会の増設」、「周囲のモチベーションを生み出す人材の抜擢」の三つを提案します