モチベーションは楽しさ創造から

自分自身のモチベーションアップ、仕事を楽しくする方法から、部下・上司・顧客のモチベーションアップのヒントとなるノウハウ、コラムをまとめたブログです

真の自信を生み出す6つの行動

世の中には自信に満ち溢れている人がいます。

あなたはどうでしょうか?



私はそんな人になりたいなと憧れはあるのですが…

本も書き、経営コンサルタントなどの仕事をし、何百人の前で講演などを堂々としているので、

私は他人から見ると「自信満々」に見られるんですが、実は正直、なかなか自信が持てないタ イプなんです。(職業柄、自信に満ち溢れているように演技はしてますが…笑)





私のように、自分に自信がない人は、何かやろうという時に常に、恐れや不安を感じてしまいます。

緊張して、自分の実力が発揮できなくなってしまいます。

ホントの自分を見せることができず、過剰に自分に防御をはってしまいます。

さらに悪化して自信喪失になってしまうと、

*自信がないために、やるべき事を先延ばしにしたり

*自分の未来に希望が持てなくなったり

等々、行動もできなくなってしまいます。





私も、自信が持てる方法はないか?という事で、本も沢山読んだり、いろんな事にチャレンジはしてみましたが、

なかなか良い方法が見つかりませんでした。

しかし最近、皆さんに紹介できるくらい、これは効果があった!と感じた方法を発見したので紹介したい と思います。







今、私は就活中の学生さんに、大手の就職支援サービスの仕事で「就活成功のための自己分析セ ミナー」というのをやっているのですが、

受講生からこんな言葉をよく耳にするようになりました。




「就活で断られっぱなしで自信をなくしていた。だけど、自己分析研修で、自分の長所・短所が ハッキリすると急に自信がでてきました。

お陰で、今までよりずっと自信を持ってエントリーシートが書ける し、面接でも自信を持って自己アピールできるようなると思います。」

といった声。



正直、自信を持って貰う為に「自己分析研修」を行っていた訳ではなかったから

「ふーん。そん なもんか?」

「なぜ、就活のための自分分析研修したら、自信がついたということになるんだろう?」

と彼ら の意見を半信半疑聞いていました。



そんな中、桜井章一さんの「恐れない技術」という本と出会いました。

その中に、


恐れず、自信を持って人生を歩みたいなら、まず「自分とは何か?」を知る必要がある。

例えば 、君の一番いいところは何か?一番ダメなことは何か?ということを考えるのだ。

自分のいいところも悪い所も、矛盾するところも含めた上で、自分の性格を素直に認識し、それ を丸ごと受け止めてしまおう。

「なるほど、自分には、いいところも悪い所もあるし、もちろん弱いところも沢山ある。それが 私なんだ!」

このように思い込めたなら、一種の開き直りに似た気持ちが生まれるだろう。

そうなれば、ちょっとした事に動揺しなくなる。

というフレーズを見つけました。



就活の学生さん達が自分分析研修を受けて「自信が持てるようになった」と言っているのも、これなのか?と気づきを得ました。





それから「自信が持てない」という事を改めて深掘りして考えてみました。

自信が持てない原因は、大きく4つではないか

  1. 自分の強み・良さ・素晴らしさが自分で分からないから。
  2. 完璧な自分を求め過ぎ、弱さのある自分に落胆してしまうから。
  3. 漠然とした自分の弱みを過大に評価し、他人より劣っていないか?バカにされていないか?と心配になるから
  4. 自分のやりたいことは、自分でホントにできるのだろうか?自分にそんな力なんてな いんじゃないだろうか?と思うから。

まさに桜井さんの一言。「自信が持てないのは、自分とは何か?が分からないから」

ある意味漠然とした、自分への不安が生み出しているモノということ 。





そこで考えたのが、最近私がはじめた7つのこと。

私はこれをやると上記の4つが少しずつなくなってきて、今までより遙かに「自分に自信を持てる」ようになりました。

自分に自信がないとお悩みの方にはオススメです。







  1. 詳細に自分が納得のいく自分分析をする
    自分の長所、短所を正直に書き出すと、不思議なことに、人間とは、相反する部分、
    つまり良い 部分も悪い部分も、強い部分も弱い部分もちゃんと持ち合わせていることがよく分かる。
    分析なんてやらなくても、自分なんて分かっているよ!と思われるかもしれない。

    しかし「自分はどんな人間か?」を紙に書き出してみると分かるが、なかなかこれは難しい。
    他人の欠点ならすぐ分かるのに、自分を客観的に見るのはできそうで、なかなか難しい。
    少ない人だと、5〜6個しか書き出せない人も大勢います。(ほとんどの人がそうなのかもしれない。)
    しかしホントに、自分の特徴ってそれくらいしかないのでしょうか?
    絶対に、そんなもんじゃないはずでしょう!

    なかなか自分の整理ができない方は、弊社のUPシステムを使うことをオススメします。

    UPシステム自己分析用はコチラをクリック


    アンケートデータをもとに、あなたの性格から分かる能力・意欲・関心、コミニケーション傾向が分析レポートになっています。
    自分分析をされた学生さん達は、最初は5〜6個くらいしか長所・短所を書き出せません。
    しかし、有料版のUPプライム版パーソナリティレポート(無料版もあるが)を見て書き自分分析して頂くと、
    多い人では長所・短所合わせて60個程度、少ない人でも40個は書き出すことが出来るようになります。

    (自分分析のやり方は「天職に就くための自分分析法(性格編)」に詳細にまとめています。)

    ちなみに私のUPシステムのデータをもとにまとめた長所・短所の一部が以下の写真です。
  2. 自分の強みをを受け入れる
    自分をぼんやり見ていても、「たいして自分には強みも、良さもないもんだよな」と自分の良さ に気づかない場合が多いものです。

    1の作業をやれば、あなたも絶対に20個以上は強みを見つけることができるはずです。
    それをあらためて自分の強みを紙に(PCに)書き出したものを眺めてみると、案外、自分には様々な強みがあることに気づくでしょう。
    それを見ながら、「自分は、やりたいこと実現するにあたっての十分な武器(強み)を持っているだろうか?」と自問して下さい。
    もし「持っていないかも?」と不安に感じるようなら1の「自分分析」作業に戻ることをオススメします。十分な自分分析ができていない可能性が高いからです。

    他人が、あなたの強み一覧を見たとすると、どう思うでしょう。
    その中には、周囲も認めてくれるような強みもあるはずです。
    自分が今まで思っている以上に「魅力のアル奴」と写るのではないでしょうか?

    それだけの「強み」がある自分、他人から評価される強みが沢山ある自分を「案外、俺ってやるじゃん!魅力的だよな!」と素直に受け入れてみましょう。
    「自分には沢山強みはあるけど、上手に使っていない」ことに気づくかもしれません。



  3. 自分の弱みを、自分の2歳児の子供と思い受け入れる
    次に、弱みを紙に(PCに)書き出してみましょう。
    正直、ちょっとブルーになるかもしれません。(私はなんと短所も 28もありました。)
    「イヤイヤ。酷い奴だな」などとも感じてしまうかもしれません。

    弱みが沢山でてくると、自信がつくどころか、自信がなくなると思う人も多いと思いでしょう。
    「逆に自信喪失になってしまうよ!」と言う人もいます。


    しかし、これは違います。
    誰しも「自分の弱みとしてこんなところがあるよね」と薄々感じています。
    自信がない人ほど、今までそれを正面から見 るのを避け、弱い自分を認めるのを嫌がってきている。
    結果、「漠然と感じている弱み」を過大に感じてしまい、不必要なほど自信を失っているようになっている人が多いのです。

    弱い部分、悪い部分を洗いざらい書き出し
    「全然、今の自分って完璧じゃない。これじゃ見栄張 っても仕方ない。酷いところがイッパイだな。
    完璧を演じようと装っても、隠そうとしても他人からもバレバレだろう。これが現実だ。」と弱みを認めてみましょう。
    自分の弱さを踏まえずに、理想になろうと無理しすぎて、ダメなところが気になり自信がなくなるのです。

    完全じゃないのは、あなただけじゃありません。どんなヒーローでさえ、いくつも弱みがあるのです。
    あなたにも沢山の弱みがあって当然なんです。

    あなたの弱み・ダメな所を、自分の中にいる「2歳児の子供」のようなものと受け入れてみましょう。

    2歳児の子供は、「上手に話せないところ」も「食べたものをこぼすところ」も「家中を走り回る」等のダメダメな所も可愛かったりします。
    もちろん親は、可愛いなと目尻を下げているだけでなく、大人になるためにそのダメダメなところを矯正していくように指導していくでしょう。

    それと同じ感覚で自分の弱みに対しても接してみましょう。
    ダメダメなところも「そこがいいんじゃない!」「そこが可愛げのあるところだ」「自分らしいな」と受け入れてみる。
    また、自分らしいなと感じながらも、、それを改善、成長しようと努力していく。

    今のホントの自分を否定せず、受け入れる。そうすると、心が軽くなってきます。
    弱さと向き合い、受入れ、開き直り、付き合う覚悟を持つと今までと違った自信が持てるようになってくるのです。



  4. 毎朝、自分を受け入れる時間を作る
    毎日、自分の強み・弱みを確認し、「自分には、いいところも悪い所もあるし、もちろん弱い ところも沢山ある。
    それが私なんだ!」と自分を受け入れる時間5分を作りましょう。

    3までの作業をすると、今までより遙かに自信が満ち溢れるでしょう。
    しかし、日々の日常では、頻繁に「自信を打ち砕く」ような失敗、他人との比較などをしてしまう」等が発生します。
    そうすると、 満ち溢れた自信が一瞬のうちに崩壊してしまうことがあります。
    ある意味、瞬間に壊れるような自信は仮ものの自信。
    毎日振り子のように、成功しては自信が出来、失敗しては自信がなくなったりする中で、少しずつ育っていくのが本物の自信はと考えた方がいい。

    そこで、仮ものの自信を本物の自信に育てるために、私は毎朝一番に、以下の文章を読んだ後、自分の強み・弱みを一覧にまとめたものを確認する事にしています。


    『強みも弱みも含め、愛しい自分を確認してみよう!



    こんだけ長所があるのだから、少しは人の役に立つはず。

    やりたい事実現に向けて、十分の強みもあるはず。





    ただ完璧な人間ではなく、弱みも沢山あるのが今の自分。

    弱みは愛嬌でもある。全否定せずに、「そこがいいんじゃない!」と

    自分の2歳児の子供のように可愛がろう!



    これだけ弱点があるのだから失敗するのも当然避けられない。

    懸命に努力したとしても、沢山の人に迷惑をかけることもあるだろう。

    しかし、それが今の自分の限界。受け入れよう。



    失敗したら、迷惑かけた相手に素直に、誠心誠意謝ろう!

    出来る限り、ケツをふこう!

    同じ失敗は防ごう!

    またその弱みが発生しないように努力しよう!

    長所で恩返ししよう!

    自分も弱みで迷惑をかけるのだから、他人の弱みも「可愛げがある」と寛容になろう。



    それでも相手が許してくれないかもしれない。

    その時は「仕方ない!」と腹をくくろう。

    これ以上、今の自分にやれることはないのだから。



    「自分以上の自分には急にはなれないが、これを繰り返せば、少しずつ短所も直るはず。

    その時、迷惑かけた人に倍返しで恩返ししよう!」と開き直ろう!』




  5. 自分活かし戦略を考えながら、一日のスケジュールを立てる
    4の作業をした後、私は「自分の強み・弱みを整理したシート」を横に置きながら、今日一日のスケジュールを確認をしています。

    今日やる予定を確認しながら、
    「この活動ではこの強みが生きてくるぞ!」
    「この活動では、この弱みが顔を出さないようにしておこう!」
    を考えるようにしています。
    それらが見つかれば、意識しないより、遙かに強みが前面に出てきます。弱みが発生する場面も少なくなります。

    結果、今まで以上に一つずつ活動に自信が持って取り組めるようになるのです。


  6. 帰社時(帰宅通勤時)、今日、自分をどう活かせたか?を振り返る
    帰宅前、あるいは帰宅途中の通勤の中、私は一日の振り返りをしています。
    その際、今日、うまくいったこと、うまくいかなかったことを、強み、弱みと合わせて考えるのです。

    うまくいったことを振り返った時、それが強みが発揮できたことによる結果なら、当然、自信に繋がる。
    また、弱みを押さえ込めた結果でも「成長したな!」と自信になる。

    逆にうまくいかなかった事を振り返った時、落ち込んでも何もいいことはありません。
    どの弱みが強くでた結果、失敗したのか?を考えてみます。失敗の原因となった「自分の弱み」が分かれば、余計な自信喪失にならないで済みます。
    完璧な人間などいないのだから、、2歳児の子供が顔を出したなという感覚で、
    「ああ、今日は、弱い部分が顔を出しちゃったな。困ったもんだが、それもご愛敬。人に迷惑をかえないフォローだけはしておき、明日からは出ないようにするぞ!」くらいに、
    自分の弱さを認めて反省をする。
    この繰り返しが、同じような失敗も減らすことになり、自信を生み出す事にもつながります。

    これらの活動を行っていると「私達は、自分以上でも、自分以下でもない。身の丈にあって生き
    るだけでも、十分に価値のある存在だ」ということが分かってくる。



この6つの活動を行っていると、徐々に気づくはずです。

「私達は、自分以上でも、自分以下でもない。身の丈にあって生きるだけでも、十分に価値のある存在だ。やれることは沢山ある」ということが。

そして、少しずつ本物の自信が芽生えてきつつあるように感じます。



なぜ新卒の離職率悪化がとまらないのか?(学生の問題編)


景気が少し持ち直したとはいえ、未だに就職することはカンタンではない時代。

にも関わらず、厚生労働省10月29日発表したデータによれば、

せっかく苦労して就活して、就職に成功しても、3年後に辞める人は、

大卒で31%、短大卒39.9%、高卒で39.2% 、中卒で62.1%。

大卒では3人に一人が離職するそうです。

また大卒に関しては、前年に比べ2.2 %も悪化している。





なぜこんなに新卒者の離職率がこんなに高いのでしょうか?悪化が止まらないのでしょうか?

これは一部の人だけが悪いというのではなく、

国、大学、企業、学生。各ステークホルダー全員の問題として捉える必要があるのではないでしょうか?





この新卒者の高い離職率問題を、就職する「学生」に焦点を絞って問題を考えてみたいと思います。





新卒時は

保有しているスキル・能力以上の評価を受けて、それに相応しい以上の企業に入社できる」最大のチャンス。

3年以内に離職する人は、せっかくのチャンスを無駄にしている人達です。



企業が、スキル評価抜き、将来性だけで青田買いしてくれる時期、能力に下駄をはかせてくれる時期が新卒時。

つまり実力以上に、優秀な企業に入るチャンスがある時期が新卒の時期。

年を取ればとるほど、将来性は評価されなくなり、スキルにあった企業にしか入社することはできなくなります。

3年で離職する人は、最も自分自身を高く売るチャンスを活かしきれなかったということになるのですが、

なぜこのような事態になっているのでしょうか?どうすれば防げるのでしょうか





最近、仕事で学生さんや就活中の皆さんと接している中で感じたことを、2つをまとめてみました。

今、就活中の方の参考になればと思います。





  1. 3年内に離職したくなければ、まず自分を徹底的に知ろう

    なぜ、3年で辞める事態になるのか?
    最も多いのは、働き初めてすぐに「その仕事・会社が自分に向いていない」ことを気づいたからでしょう。


    今、ネットの時代。企業研究はいくらでもできるはず。
    ブラック企業の情報、ホワイト企業の情報。働いている人からの生の声。ネットには企業情報が溢れています。
    それらを駆使すれば、「どんな会社か?」は私が学生の頃より遙かに入手しやすいはずです。
    にも関わらず、なぜ、すぐに「向いていない」と感じるような会社に入ってしまうのでしょうか?

    最大の原因は、就活時に「自分のことを知らないまま」会社選びをしているからだと思うのです。



    私は今、ある企業からの依頼で就活生に向けて「自分分析セミナー」をやらせて頂く機会があるのですが、
    参加者に1つ質問しています。

    「あなたの性格教えて?と質問されたら、自分自身の性格って幾つ言える?」

    なんと学生さんは、少ない人で2〜3つしか自分の性格が言えない。多い人でも5〜6つ。
    この状態で「向いている仕事」など当然、分かるわけなどありません。



    仕事を楽しく、長くしていこうとすれば、
    「自分に向いている仕事」「自分の性格にできる限りあった仕事」に就くことが一番です。


    それなのに、「自分の性格もよく知らないまま就活に望んでいる人がこんなにいるんだ!」と正直ゾッとしました。
    このようなまま、就活をしてしまうとどうなるか?想像がつきます。


    自分の性格も分からないまま就活して

    自分に向いてない会社に入る。

    入社後、自分に向いてないと気づく。

    耐えきれずに、退職。

    全ての人がそうではないでしょうが、3年以内に辞める人の一つの流れが見えてきます。


    もちろん、自分の思い描いた会社に就職できた人はわずかでしょう。

    就職が厳しい時代、多くの人は会社選びで妥協も必要でしょう。
    しかし、自分の性格が整理できていないから、妥協の仕方もピントのずれた人が多い。
    「向いてないかもしれないけど、条件がこちらの方がいいから」というように、条件を優先して妥協して会社選びを行う。
    そして、入社後に後悔する状態になる人が多いようです。

    本来、妥協する際は「条件よりも、少しでも自分の性格に向いている会社・仕事は何か?」を考え仕事探しをすべきなのです。

    しかし、そもそも性格が整理されていないので、全く性格に合わない仕事に就き、3年内に嫌気して辞めてしまう。


    「自分の情報」はネットにはありません。
    自分で自分のことをしっかり見つめ、整理していくしかないのです。

    就活中の皆さん。3年以内に辞めて再就職している皆さん。
    向いている仕事に就には、まずは自分分析で手を抜かないこと。カンタンにできる第1歩だと思います。


    自分分析の方法は「自分に向いた仕事こそ天職!向いた仕事を探すための4つの分析」にまとめています。
    こちらを参照ください。




  2. 3年内に離職したくなければ、就活時から「一人前になるまで絶対に辞めない」という覚悟を持とう


    世間に出るという事は、「我慢をしていくこと」と言っても言い過ぎではないと思います。



    社長さん達、成功者の人と言えども、様々な我慢をしています。



    ましてや社会にでて最初の3年間は、人生の中でも最も我慢すべきことが多い時期ではないでしょうか?



    ちなみに、私もその時期を思い出せば

    *月29日労働。月400〜500時間労働

    *上司からの罵詈雑言

    *企画書を提出しても、何度も何度も再提出を要求される

    等々の、いろんな我慢をしなければいけない事に出くわしました。



    全てがそうではありませんが、その多くは、あれがあったお陰で今があると思えるような事ばかりです。





    一定期間の我慢、苦労の後にしか見えない「仕事の素晴らしさ」もあるのです。

    我慢の後にしか身につかない「能力」もあるのです。

    我慢によってしか身につかない「人間的成長」もあるのです。

    これらは、どんな業界に行こうが、大なり小なりあるかと思います。

    我慢などしたくない、要領よく生きたいと思い、これを避けようとすると、かえって遠回り。要領の悪いことになってしまいます。





    社員満足度の高い企業、ホワイト企業などといった言葉がありますが、これらに心底関心のあある企業はごく少数です。

    それを期待して会社に入社すると、大きく期待を裏切られます。

    国内の成長は止まりパイをライバルと奪い合う必要のある時代。海外の安い人件費の企業と勝負しなければいけない時代です。

    「自分の両親の時代より、遙かに働く環境が厳しくなっていくんだ」と覚悟して働いていった方がラクだと思います。





    その為には、はじめが肝心です。

    就活する段階から

    「ダメだったら、また転職すればいいや」ではなく、

    「一度就職すると、どんな状況であっても一人前になる迄は絶対に辞めない!どんな事があっても我慢する!」

    という覚悟を持って活動していく。

    それだけの危機感と「背水の陣の気持ち」で就活対象企業を見ていくと、入社した企業がブラック企業だったなんてこともないはずです。





    「スキルを身につけ、どこの会社からでも引く手あまたになるまでは絶対に辞めない!我慢する」という覚悟を持ち

    入社後数年間、仕事に打ち込めば、

    たいていの人はそれだけの力を身につけていくことになります。

    一人前になっても辞めても遅くはないはずですし、その方が市場価値は上がるのです。

    (3年以内での仕事経験など、どんなに素晴らしい会社で働いていたにしても、社会においては全く評価されません。)





    「逃げずに、一人前になるまで我慢する!」という覚悟ができれば、

    厳しさが増していく仕事を乗り越えていくために、

    どうすれば少しでも楽しくしていくか?を工夫していく!

    そんな「楽しさ創造力」も身についてくるのです。

強みのフル活用で成果を出せる人になる!20のビジネス能力チェック

優れた業績を残していこうとすれば、自分の個性・能力を活かしていくことが大切です。

仕事をしていく上には、必要な個性・能力は沢山ありますが、その中であなたの長所となる武器は何があるでしょうか?

活かせていない長所は存在していないでしょうか?

優れた武器を持っていても、自分が持っている武器も知らないようでは、使う事など出来ません。

「強みのフル活用で成果を出せる人になる」ために、自分のビジネス能力の中で何が長所なのか?を整理してみましょう。





しかし、漠然と整理しようと思っても、自分分析をするのは難しいものです。

そこで今回は、性格が影響するビジネス能力を20個整理してみました。

ビジネスマンのあなたであれば、自分の武器の棚卸しをして、フル活用できるように自分を再確認下さい。

就活中のあなたは、エントリーシートや面接でPRするためにも、人事担当者が気になる自分のビジネス能力を自分分析してください。





尚、この20のビジネス能力は、「UPシステム自己分析用」の能力一覧を使っています。

正しく、自分分析を行いたい方は、性格分析のアンケートに答えて頂くと、20の能力の強弱をグラフにまとめたレポートを提供しています。

UPシステムは無料から使えるサービスもあるので、「UPシステム自己分析用」のサイトも一度チェックしてみてください。









□ 1. 人の気持ちを理解する力




他人の本音や悩み事、相談事を引き出したり、読み取ることができる力




□ 2. 説得力




自分の考えを、他人に売り込み、理解させ、納得させる力




□ 3. 人間関係構築力




初めて会った人でも、簡単に仲良くなり、何でも話せるフレンドリーな間柄を構築する力




□ 4. 主体性




他人から言われる前に、自分への期待を感じ取り、自ら率先して動き、自らを管理する力




□ 5. 協調性




自分の考えと違っていても、チームの方針に従い、仲間と協力して行動することができる力




□ 6. チャレンジ精神




リスクがあっても、それを恐れず、新しいモノ、高い目標に臆せずに挑戦していく力




□ 7. 誠実性




相手を見捨てたり裏切ることなく、相手の為に献身的に全力で貢献していこうとする力




□ 8. 責任感




どんな厳しい状態に陥っても、約束した事は、自分を犠牲にしてでも必ず守ろうとする力。




□ 9. 論理性




カンに頼らず、データ、数値、事実をもとに、物事を因果関係や時間軸で構造化できる力。




□ 10.創造性




現状に甘んじず、問題意識を持ち、新しいアイデアを考え出す力




□ 11.柔軟性




状況に合わせて、今までやってきたことに囚われず、臨機応変に対応していく力。




□ 12.リーダーシップ




目標を目指して、周囲の人をまとめ、率先していく力




□ 13.定型業務遵守力




やり方が決まれば、退屈な単調な事の繰り返しでも、自分勝手に逸脱することなく、キッチリと守っていく力。




□ 14.粘り強さ




困難に直面しても挫けず、諦めず、コツコツと、我慢強く、やるべき事を行っていく力




□ 15.正確性・着実性




うっかりミスなどが少なく、注意深く落ち着いて、物事を確実に、丁寧に一歩ずつ進めていく力




□16.迅速行動力




やると決めたら(やれと言われたら)、グズグズせずに、すぐにスピード感を持って行動できる力




□ 17.人付き合いストレス耐性




全く知らない人にコミニケーションや気配りをしたり、仲良くなることに、それほど苦痛やストレスを感じずに頑張ることができる。




□ 18.肉体的負荷が高い事への耐性




チカラ仕事や肉体的に負担の感じる環境の下での仕事を要求されても、それほど苦痛やストレスを感じずに頑張ることができる。




□ 19.頭脳的負荷が高い事への耐性




頭が痛くなるような難題の解決や、計算や論理的思考を要する頭に負荷がかかる仕事を要求をされても、それほど苦痛やストレスを感じずに頑張ることができる。




□ 20.他者評価がシビアな事への耐性




他人と競争をしいられる環境や、他人とシビアに比較される環境の中でも、それほど苦痛やストレスを感じず、逆にそれを励みに頑張ることができる。

優秀なセールスマンに学ぶ!就活で自分を売り込む為に必要な5つのこ

就活とは、「あなたという商品のセールス活動」です。

就活をしているあなたは、「あなたという商品を販売するセールスマン」という認識が必要です。



セールスマンというと、悪い印象を持つ人がいるかもしれません。

人を騙す人、無理矢理売りつける人等々の悪徳セールスマンの印象が強いからかもしれません。

しかし、就活をしている人の中にも同じような人がいます。
「自分を実際以上に大きく見せたり」
「日頃の自分とは異なる人格を演じたり」
「必要以上に強引にアピールする」ような悪徳就活者たちです。

しかし、悪徳セールスマンも、悪徳就活者も、最後は破滅の道に進んでいきます。



セールスマンも悪徳ばかりではなく、優れたセールスマンも沢山、世の中には存在します。そちらに学んでいきましょう。

優れたセールスマンは、人を騙したり、無理矢理売りつけることなどしません。

顧客に、商品の優れた部分だけでなく、弱点となっている部分までも説明し、なおかつ「買いたい!」という気持ちにさせるのです。

売ったら最後ではなく、顧客と長く友好的な関係を築きながら売り続けることができるのです。

就活を行う皆さんも、「あなたという商品の魅力をしっかりと売り込める優れたセールスマン」になって頂き、

入社後にも「あなたを採って良かった!」と、働く仲間達に言って貰えるようなセールスができるようになる必要があるのです。







優秀なセールスマンには、いくつか共通する特色があります。

代表的な5つの特色を紹介しつつ、彼らに学び、就活で応用していく方法を紹介していこうと思います。

  1. 「商品の良い部分と悪い部分」をしっかりと知っている。
    売れるセールスマンは、売り物である商品を誰より詳しく研究しています。
    他の会社の商品と比較して、何が長所で、何が短所になるのか?
    お客様は、何に魅力を感じ、何に問題を感じるのか?
    といった研究を誰よりも行っています。

    就活者である皆さんが彼らから学び真似することは何か?
    商品である「自分」を整理
    していく必要があります。
    何が長所で、何が短所なのか?を「天職に就くための自分分析法(性格編)」で紹介した自分分析をし、自分を整理して下さい。

    自分が持っている武器を、徹底して知りましょう。
    あなたには沢山の武器を持っているのです。
    多くの人は、せっかくの自分の武器を使わないまま、就活が終わってしまいます。
    宝の持ち腐れで終わってしまうのです。

    せっかくの素晴らしいあなたの才能。
    まず整理しましょう。


    自己分析をされる際、弊社が提供しているこちらのサービスも参考にしてください。
    *無料からできる自分分析の為の性格分析 UPシステム自己分析版



  2. 「商品の良い部分」を客に分かりやすく伝える準備ができている
    セールスマンは、商品を説明することは大事な仕事の一つです。
    しかし、単にその商品の長所を言えば、顧客が分かってくれるかと言えば違います。
    例えば、新型iPhoneを販売しようというセールスマンがいるとします。
    ダメはセールスマンは「新型iPhoneは、指認証という機能がついていますよ」と、単に機能だけを説明します。
    しかし、優秀なセールスマンは「今まで、特に急いでいる時など、イチイチ暗証番号入れるのが面倒しかったですよね。それがメチャ簡単になるんです。指をつけるだけでいいんです」
    みたいに、「自分の商品の良さを分かりやすく伝えるための準備」をしています。
    だから同じ商品でも、顧客は優秀なセールスマンから買いたくなるのです。


    就活者である皆さんが彼らから学び真似することは何か?
    「自分の長所」のエピソードを整理
    することです。
    自分分析した長所を、単に「私はリーダーシップが高いです。」等といっても、人事担当者の心には響きません。
    心に響くような工夫が必要になってくるのです。
    誰でも簡単にできる工夫は、その長所に関するエピソードを探すことです。
    例えば、「高校でも部活でキャプテンをやって県大会の準決勝までチームを導いたし、大学では○○というプロジェクトを推進するリーダーをやっていました。チームを目標に一致団結させていくリーダーシップには自信があるんです!」等と言えるように、自分の長所に関する分かりやすくイメージしてもらう為のエピソードを準備していく必要があります。具体的であれば、あるほどエピソードは生きてきます。しっかりと準備して下さい。
    エピソードを伝えることで、人事担当者は
    「あなたが言っている長所が事実で、長所を発揮できている時のあなたの人間像」を知ることができ、
    ・ 「職場に入ってから長所を発揮して働いているあなたの姿」を想像できるようになるのです。



    長所をエントリーシートや面接の時、効果的に伝えることができるように、自分の過去を振り返り、長所が発揮された場面のエピソードを準備しておきましょう。



  3. 「商品の悪い部分」を正直に伝える際、客にマイナスではなくプラスとして感じさせる準備ができている
    セールスマンは、良いことばかりしか言わないと思われる方が多いでしょうが、優れたセールスマンはそんな事はありません。
    問題となりそうな短所もしっかりと伝えた上で、お客様の心を「買いたい」と思わせるのです。
    短所を言わないまま、顧客に売り込んだとすると、後で顧客から「騙された」とか「話が違う」等のクレームを生み、結局は顧客を失うことになるからです。
    もちろん、顧客がスムーズに「短所・欠点」を受け入れてくれるような表現をしっかりと準備した上で、説明しているのです。


    就活者である皆さんが彼らから学び真似することは何か?
    「自分の短所」に向き合い、改善に努力しているエピソードを整理
    することです。
    人は「ダメな点」を語ってくれる人を信頼します。また「ダメで失敗した話」は、自慢話より共感して聞いてくれます。
    ですから、自分分析シートの短所の部分を見て、あなたの短所にまつわる、失敗エピソードを思い出し、準備してください。


    しかし、「ダメな点、失敗話」だけを語っても、「正直な奴」「面白い奴」という事だけで終わってしまいます。
    そこで必要になるのが「ダメなところ(短所)があるのだけど、どう改善しようと努力をしているのか?結果、どう変わってきているのか?」という、改善に向けた具体的な努力のエピソードを準備して下さい。
    「自分にはダメなところがあり、大きな失敗もしてきた。だから就職するにあたって、今、改善の為に努力をしてきている。
    結果、少しでも○○という点が変わってきた」
    と話せるように準備して下さい。

    このように「弱点」を話すことができれば、単なる「正直者」「面白い奴」という評価だけでなく、
    「自分の欠点や問題に正面から向き合うことのできる奴」「頑張る力がある奴」という評価を得ることができるようになるのです。
    弱点に向き合って、改善が進んでいくという成功ストーリーは、素晴らしいセールスポイントになるのです。


    人には誰でも弱点があります。それに向き合っている姿をアピールできる準備をしていて下さい。
    (もちろん、改善に向け努力してない事であれば、話してはダメです。相手が期待をしてしまいますから、入社後にあなたが苦労します。)



  4. 顧客ニーズをしっかりと調べ、そのニーズに合わせ重点的に「商品の魅力」を伝えることができる
    ダメなセールスマンは、商品の情報を全て話そうとして失敗します。
    優れたセールスマンは、準備した商品情報を全てお客様に話す訳ではありません。
    商品説明の前に、お客様が知りたがっている商品情報は何か?を捉え、そのニーズにあった情報を中心に伝えていきます。
    お客様がセールスにそれほど付き合って貰える時間は限られているからです。
    限られた時間に、お客様の望む情報を中心に話すのが優れたセールスマン。
    限られた時間に、お客様がどうでもいい情報を延々と話すのがダメセールスマンと言えるでしょう。


    就活者である皆さんが彼らから学び真似することは何か?
    「その会社は、自分の何に興味を持ってくれるか?」を整理
    すること。
    その興味を持ってくれそうな点にフォーカスし、重点的にアピールしていくことです。

    前述の「1,2,3の整理」を行っていけば、
    「自分には、どんなPRポイントがあるか?」「どんなエピソードを訴えていくといいか?」が整理できます。
    しかし、それを全てエントリーシートや面接で伝えるとどうなるでしょうか?
    あなたのせっかくの個性がどれも中途半端に伝わって終わるだけでしょう。
    なぜか?


    人事担当者の時間は限られている。
    長々しいエントリーシートを読んだり、面接で長々しい話を聞く時間などないからです。



    限られた時間の中でアピールしていくには、訴えていくべき点を絞る必要があります。
    沢山の長所・短所の中で、その会社は自分の何に興味を持ってくれそうなのか?をしっかりと考えましょう。
    短時間しかない中、あなたの全てを伝えようとすれば、逆に何も人事担当者には伝わりません。
    重点的に伝える事ではじめて、あなたの良さが伝わるのです。


    そのために、
    「エッ、こんな会社だったの!と後悔しないための企業分析シート」で紹介した、会社分析シートを見直しながら、
    その会社が求めている人材像を考え、自分のどの長所・短所について知りたがっているのか?を考えましょう。
    会社別に、アピールポイントとなる長所・短所を明確にするのです。

    会社が違えば、職種が違えば、「あなたのどこに興味があるか?」は全く異なります。1社毎に、この事について考えてみる。
    もし、それが思い浮かばないようでしたら、まだ会社分析が不足しているということ。
    もう少しだけ時間をかけて、再度その会社を分析してみて下さい。


    就活がうまくいかない人は、よくこんな行動をしています。
    ・ コピペして、どの会社にも同じエントリーシートを提出する。
    ・ 面接マニュアルを作って、どの会社で面接を受けても同じように自己PRをする。

    このように会社側のニーズを無視し、機械的に活動をするから、どこの会社にも魅力が伝わらないということになるのです。

    効果的にあなた自身をPRしたければ、
    各社別に知りたい事を想定し、そのニーズを満たすよう、重点的にエントリーシートを書き、面接の時はアピールポイントを変えていきましょう。



  5. 顧客の記憶に焼き付く5つの要素を意識した商品説明ができる
    人の記憶はいい加減なものです。そして、私達は記憶していくべきことが沢山あります。
    優秀なセールスマンは、この事が分かっています。
    お客様が日々の中で得る沢山の情報の中で、自分が与える情報だけをいかに記憶させるか?に注力しています。

    就活者も同じです。
    人事担当者は沢山のエントリーシートを見て、面接を行います。
    正直、全ての人を記憶することなどできません。
    セールスマンと同じように、人事担当者に「あなたについて記憶」させる工夫が必要になるのです。
    ここで紹介した1〜4までの話もそうなのですが、記憶に焼き付くための5つの要素に関してはまた別のエントリで紹介していきましょう。

自分に向いた仕事こそ天職!向いた仕事を探すための4つの分析

企業分析シートを使うと、企業の実態が7つの角度から見えてきます。

しかし企業の真の姿が見えてきて、「素晴らしい企業」が分かったところで、あなたにとっての天職が分かったことにはありません。

多くの人が憧れを持つような超一流の素晴らしい企業に就職した人でも、

入社3年以内で、悩み苦しんだ結果、退職するケースは決して珍しくない事実がこの事を証明してくれています。





憧れの仕事、会社に就職できたとしても、

その仕事があなたの個性・性格に合わないものであれば、なかなかハッピーになることは難しいのです。





性格に向かない仕事や会社で働くと、結果を出すことも難しい。

そうなると、仕事をするのが苦痛になる。またそ会社に不満ばかりを抱くことようになってくる。

この悪循環をとめるのはかなり難しい。



逆に性格に向いた仕事で働くと、早く仕事ができるようになるし、結果も速くでる。

仕事も楽しくなり、イキイキと働くことができるようになる。

善循環が回り始め、ラクに結果を出す事ができ、充実感を手に入れることができる。





是非、この事実を知っておいて下さい。


一般的に素晴らしい会社かを評価する以上に

「自分の性格に向いているか?」を見極める方が

天職選びでは大切な視点である






そこで必要になるのが「天職候補と、あなたの個性の相性」を検討することが不可欠なのです。

そのためにやるべき4つの検討を紹介していきましょう。

(この検討作業には、会社分析シート自分分析シートが必ず必要になります。検討の前に、しっかりと準備しておきましょう。)









  1. その会社は「どの能力」を絶対必要としているのか?を考える
    会社分析シートと自分分析シートを見ながら、次の問に答えて下さい。

    この会社・仕事は、あなたのどの強み能力を必要としているのでしょうか?
    この会社で働くとすると、あなたはどの強みで貢献できると思いますか?


  2. その会社が絶対必要とする能力の中で、「自分の問題となる能力はないか?」を考える
    会社分析シートと自分分析シートを見ながら、次の問に答えて下さい。

    この会社で仕事をする上で、あなたの弱みとなる能力の何の改善を絶対に求められるでしょうか?
    この会社で働くために、あなたはその弱みをどんな事があっても克服しようと思いますか?それはできますか?


  3. その会社は「どの欲求」を絶対としているのか?を考える
    会社分析シートと自分分析シートを見ながら、次の問に答えて下さい。

    この会社・仕事は、あなたの高い欲求のうち、何を満たしてくれそうですか?
    この会社では、よい仕事をする為に、あなたの高い欲求のうち、何を必要としていますか?

  4. その会社が絶対必要とする欲求の中で、「自分が低い欲求はないか?」を考える
    会社分析シートと自分分析シートを見ながら、次の問に答えて下さい。

    この会社では、素晴らしい仕事をするために、あなたの低い欲求のうち、何を「もっと意欲を持て!」と要求されると思いますか?
    それを会社や上司から要求されても、大丈夫でしょうか?意欲は持てますか?

この4つの検討をしていけば、「自分の性格、能力、欲求」を最も活かせるような会社、仕事を選ぶことができます。







この4つの検討ができない企業があるとすれば、その会社について、まだ十分な会社分析ができていないことを意味します。

この検討がされないままでは、「まぁ、いいじゃん」と甘い考えで就職してしまえば、

「あなたに向いていない会社・仕事」に就職してしまい、すぐに辞めてしまうということになりかねません。

或いは、一生後悔しながら、「仕事はつまらない」と言いながら働く人生を送ることになりかねません。






この検討作業や情報の整理は、面倒だなと思われるかもしれません。

しかし、これらの作業ははしっかりと行って頂き、「自分に向いている会社」をしっかりと選んで下さい。







好きよりも、向いている会社を選ぶ。

条件がいいより、自分に向いている会社を選ぶ。

仕事の時間をハッピーに少しでも過ごしたければ、この考え方で仕事を選ぶことをお勧めします。



そのためには、まずはしっかりとした自己分析をされることがお勧めです。

*無料からできる自分分析の為の性格分析 UPシステム自己分析版はコチラを参照

天職に就くための自分分析法(性格編)

就活を目的にした、自分分析における「性格の整理」について紹介していきましょう。



就活の際に行う自分分析(性格整理)が効果的に行う事ができれば、2つが実現できます。

一つが、自分にはどんな性格的特徴があるかを整理することで、自分の性格に向いた仕事を選ぶことができる(天職選び)

2つめが、自分にはどんな性格的な武器があるかを整理する事で、面接・エントリーシート等で効果的なプレゼンができる(天職への就活)





そんな効果的な性格の整理をするための方法を紹介していきましょう。





就活のための性格分析は、性格の「強み」と「弱み」の2つに分けて分析していきます。

例えば、今、面接官から、「あなたの性格的な強みと弱みを思いつくだけ教えて下さい?」と聞かれたら、幾つくらい挙げることができますか?



最低、30。普通40個くらいは、あなたの性格的特徴となる強み・弱みはあるはずです。

強みと弱みを足して、20個以内しか上げれないようでしたら、正直、全く自己分析ができていない状況です。

そのような方は、是非、次のような視点を持ち、自分の性格整理をやり直してみてください。

(この作業は、天職選びだけでなく、面接等のプレゼンにも役立ちますから)







  1. 一般論的な性格の長所・短所を整理してみる
    あなたは初めての人に会って自己紹介する際に長所、短所としてどのような事を言うでしょうか?
    さすがに、明るいです!元気です!何事にも一生懸命!では子供の自己紹介みたいにしか思えません。
    弊社が提供しているUPシステムパーソナリティレポートスタンダード版を参考にまとめてみてください。
    こちらには性格、2の自分の価値感、3の注意点、7のストレスがかかった行動特徴が書いてあるので、参考にされるといいでしょう。
    尚、UPシステムパーソナリティレポートスタンダード版は、診断もレポートも無料ですので、お気軽にご利用ください。(説明ページはこちら)


    例えば豊臣秀吉なら長所は
    ・行動力があり、交渉上手で他人を説得し行動させる力がある。
    ・人を引きつける魅力がある。
    ・逆境に強く、競争心、チャレンジ精神をかき立てられると燃え、勝負強さを発揮する。
    ・要領が良く適応力がある。
    ・損得勘定に長け、チャンスへの嗅覚が鋭くリスクを恐れない度胸がある。
    といったように整理していきます。


  2. 自分の価値感を整理してみる
    何を大切にし、何にはこだわらないのかという価値感が人にはあります。
    この価値感も、仕事をする上での長所にも、短所にもなります。
    また、あなたの大切にする価値感を、同じように大切にしている会社で働くことができれば、素直に懸命に働くことができます。
    そのような意味でも、自分の価値感を整理しておくということも大切になってきます。

    例えば、豊臣秀吉なら
    ・人より優位に立ちイニシアティブを持ちたい。
    ・カッコよく派手にゴージャスに。
    ・刺激と興奮が欲しい。
    みたいな感じでしょうか。


  3. 日々の生活の中で感じる注意点を整理してみる
    私達は、意識的に行動している時もありますが、無意識に行動している場合も多いものです。
    そんな無意識時には、性格からくる行動パターンが多いのです。
    あなたには、無意識に出てくる行動パターンとして、どんなものがありますか?
    それは長所でしょうか?短所でしょうか?


  4. 性格からくる、ビジネスに必要な基本能力を整理してみる
    企業がビジネスマンに求めている性格からくる能力としてどのようなものがあるか?ご存じでしょうか。
    人には様々な能力があります。
    迅速に行動する力、正確性・着実性、粘り強さ、説得力、リーダーシップ、論理性等々。
    人それぞれ、性格によって能力に強弱が存在します。

    会社や仕事も、それぞれの特徴によって、求める能力は違ってきます。
    あなたの高い能力を求める会社で働くことができれば、あなたは高く評価されることになるでしょう。

    弊社では、コンサルティング活動を通して企業が求めている能力、5の仕事に関する欲求、6のコミニケーション特徴を
    UPシステムパーソナリティレポートプライム版(見本)としてまとめています。。(説明ページはこちら)
    このレポートの5Pに20項目の能力をグラフとしてまとめています。
    これを参考に、あなたの強みとなる能力、弱みとなる能力としてどのようなものがあるのか?を整理する視点として活用ください。

    尚、こちらのUPシステムパーソナリティレポートプライム版は有料となります。


  5. 性格からくる、仕事に関連する欲求を整理してみる
    あなたは、どんな欲求を満たしてくれる会社で働きたいでしょうか?仕事で働きたいでしょうか?
    人には様々な欲求があります。
    正しいことを実現したい!高い給料やボーナスが欲しい!人から喜ばれたい!マイペースで仕事をしたい!等々。
    人それぞれ、欲求には強弱があります。

    それと同じように会社も、全ての欲求を満たす会社などありません。どれを満たそうとするのか強弱があるのです。
    あなたが強く持っている欲求を満たそうとする会社で働けば、あなたは高いモチベーションで取り組めるはずです。


    UPシステムパーソナリティレポートプライム版(見本)の6Pに仕事に関する30項目の欲求をグラフとしてまとめています。
    これを参考に、あなたの強みとなる欲求、弱い欲求としてどのようなものがあるのか?を整理する視点として活用ください。


  6. 性格からくる、自分のコミニケーション特徴を整理してみる
    人には様々なコミニケーションスタイルがあります。
    笑顔で接するのが得意、気持ちを語り合うのが好き、事実や論理的な情報提供が得意、ユーモアやジョークが得意等々。
    人それぞれ、コミニケーションスタイルにも強弱があります。

    それと同じように職場や仕事によって、求められるコミニケーションスタイルも違ってきます。
    会社で働くからには、職場や仕事が求めるコミニケーションスタイルに合わせる事を要求されます。
    それがあなたのスタイルと同じであれば非常に働きやすい。
    逆に、あなたの苦手なコミニケーションスタイルを要求されると、非常に働きにくいものになってしまいます。


    UPシステムパーソナリティレポートプライム版の7Pに20項目のコミニケーション特徴をグラフとしてまとめています。
    これを参考に、あなたの強みとなるコミニケーションスタイル、苦手なスタイルとしてどのようなものがあるのか?を整理する視点として活用ください。


  7. ストレスがかかった時の行動特徴を整理してみる
    平常時には問題なく行動していたのに、ストレス状況に置かれると、いつもと違った行動をしてしまい、問題を発生させたりします。
    ストレス時の問題行動は、あなたの短所として明確にしておけばいいでしょう。それを知っておけば、改善可能だからです。

    例えば、豊臣秀吉なら
    ・必要なときに相手を助けず突き放す。
    ・ルールや規則を破る。
    ・自分の都合のいいように話をつくり、都合よく解釈しようとする。
    ・人を仲間割れさせようと陰で仕組む。
    みたいな感じでしょうか。


このやり方を教えると、「強みだけを整理すればいいんじゃないですか?弱みは、就活には使わないし…」と言われる人がでてきます。

弱みを整理することも、就活には大切です。

一つが天職選びの際。あなたの性格的な弱みとなっている部分が、絶対に必要とされる仕事、会社も存在します。そんな会社に入社したら、その後に非常に苦労することになってしまうからです。

2つめが、就活の面談等において。「弱み」は、あなたを効果的にプレゼンする際の最大の武器になるのです。これは後日、効果的な自己PRについてのエントリを書く際に紹介していきましょう。





最後にこれら、7つの視点で自分分析をすればいいのですが、「自分のことってよく分からない」

「具体的にどんなものが強みや弱みになるのか?漠然としていて分からない」

などの声もあります。



確かに、自己分析はいい加減に終わらせることはできません。天職選びにも必要ですし、面接等で自己PRする際にも必要だからです。



そんな方々にお勧めなのが「UPシステム自己分析 プライム版」という性格診断のレポートです。

69問の性格診断のアンケートに答えて頂くと

7つの視点で、あなたの性格を分析しレポートにまとめてご提供。これをもとに、自分の強み・弱みを分析していけばいいので簡単です。

「企業の社風を知る為にも、自分を知る為にも知っておくべき心理学」で紹介した6つの人格バランスもまとめていますので、その会社が自分に合っているかもすぐに分かるはずです。

最初から有料版は不安と言われる方には、お試しに「UPシステム自己分析 スタンダード版」という無料の診断・レポートもご用意。

アンケート内容はプライム版と同じですが、視点1、2,3,7の4つの視点のみを分析しレポート化。

無料のスタンダード版をみて頂き、分析の確かさをご確認頂いたら、有料版にUPグレードし7つの視点の分析レポートをご購入ください。



詳しくはこちらのページにてご確認ください。(UPシステム 自己分析版の説明ページ)









来週からは、自己分析の結果をもとにした、天職選びの方法や面接等での自己PR法への利用の仕方をご紹介していくことにしましょう。

天職に就くために、自分分析で最も大切なこと

昨日、紹介した企業分析シートを使って頂ければ、その企業が素晴らしい企業かどうか?の正しい実態調査はできます。



しかし、その会社が素晴らしい会社と分かったところで、そこで働くことがあなたの天職かどうかは分かりません。





一般的に素晴らしい会社、仕事に就いても、すぐに退職する人は大勢います。

素晴らしい会社・仕事=天職ではないからです。

一般的に素晴らしい会社が、自分の性格や個性に向いているか?は別物です。



素晴らしい会社の中から、「あなたにとって天職なのか?」を選ぶための方法は2つです。

  1. 自分の個性を分析し
  2. その個性に向いた仕事か?をチェックすることです。

今日と明日は1の「自分分析」について紹介していきましょう。





あなたは、自分の個性って整理しているでしょうか?

あなたの才能って整理できているでしょうか?





人の個性とは、大きくは6つに分類されてきます。

  1. 知識・資格
  2. スキル
  3. 経験
  4. 知能・体力
  5. 性格

これはあなたの個性ということになります。



これらの個性は、後日紹介する際に、あなたがエントリーシートや面接を行う際にアピールしていく為の「商品」ということでもあります。

当然、整理を行っていくべきものです。



天職選びをする際に、この5つの個性の中で最も重視すべきなのが「性格」です。





天職とは「性格に向いた仕事選び」といっても過言ではないでしょう。それはなぜか?





一つは、大人になってから「性格」を変えることは難しいからです。

知識やスキル、経験などは、不足していたとしても、入社後のガンバリ次第で、いくらでも追いつき追い越すことは可能です。

ただ知能・体力と性格。特に性格は、二十歳を超えると変えることは難しい。

みなさんも自分を振り返ってどうでしょう?高校くらいからはあまり性格って変わっていないのではないでしょうか?

ある程度の年齢を超えると、死の淵をみるような病に出会ったり、人生観を大きく揺さぶるような出来事などに遭遇することで、

「強烈に性格を変えよう!変えなければ!」と決意した人くらいしか、性格が変わる人はでてきません。

普通の人はそんな出来事にも遭遇することもないでしょうから…





2つめは、性格が多くのビジネス能力傾向、ビジネスに必要な欲求傾向、コミニケーション傾向に大きな影響を与えるからです。

例えば、仕事に求められる能力の一つに「正確性・着実性」というものがあります。決められたことを正確に、着実にこなしていく能力です。

「企業の社風を知る為にも、自分を知る為にも知っておくべき心理学」で紹介した人格適応論の6つのタイプで言えば、
官僚型の性格が強い人、哲学者型の性格が強い人は、これらの能力傾向が非常に高い。

彼らは無意識に仕事をしても「正確に着実に仕事をこなしていく」のです。

逆に、この2つの性格傾向が低い人は、「仕事が雑だったり、注意不足の傾向」がある。

彼らは気をつけても「仕事が雑だったり、注意不足の傾向」がでてしまいます。



こんな2人が、「1円の数字さえしっかりと合わせていくような経理業務」を任されるとどうでしょう?

官僚型、哲学者型が高い人がこの仕事につくと、無理せず仕事をこなしていき、上司からも認めて貰えることになったりします。

逆に2つが低い人なら、いくら気をつけても、つい「雑な性格」が時々でてしまい、何度も叱られることになるのです。



また、欲求なども、性格に大きく影響されます。

例えば、欲求の一つに「チャレンジングな仕事がしたい。」があります。リスクは覚悟してでも高い目標や高いレベルの仕事に挑戦したいという欲求です。

この欲求は、革命家の性格が強い人が高い。彼らは、目標を立てさせれば、無意識に「リスクを恐れずに高い目標」を立てます。

逆に、革命家が低い人はこの欲求が低い。目標を立てさせれば、無意識に「リスクを考えすぎて、無難な目標」を立てるのです。



こんな2人が、リスクを恐れずに高い目標にガンガンチャレンジをしていくような会社」に入り、上司から「目標を提出しろ!」と言われると、どうなるか?

革命家型が高い人は、自然に高い目標を作って提出するので、上司からは「骨のある奴」と見なされるでしょう。

逆に革命家が低い人は、本人は目一杯チャレンジングな目標を立てているつもりだが、無意識にリスクを恐れてしまい、それなりの目標を提出してしまう。

結果、会社からは「あいつは、積極性のない奴だ」などとのマイナス烙印を押されてしまう。





このように、性格は無意識の行動に出てしまうので厄介なのです。

この事が分かっておらず、性格検査をインチキして「自分と違う性格を演じて就活に成功した人」などは最悪の悲劇に遭遇します。

仕事は、「その仕事を成功させるに必要な性格」を働く人に求めます。

営業には営業に必要な性格、経理には経理に必要な性格があるのです。

(営業といっても、会社によって仕事は異なるので、各社、求める性格は違ってきます。)

会社や上司は雇用したからには、成果を出して貰う必要があるので、「仕事や会社に必要な性格」を求めます。

その性格でないとすると、会社は「性格を変えろ!」と要求します。変わるまで何度も何度も要求します。

そして性格を変えることができなければ、ダメ社員の烙印を押されることになってしまいます。







自分の性格は変えることは難しく、ビジネスに必要な能力、欲求、コミニケーションに影響を与えます。

天職に就くには、「性格に合う会社・性格に向いた仕事」を選ぶことが不可欠なのです。






天職に就くために、それほど大切な性格なのですが、あなたはキッチリと整理されているでしょうか?

どう整理していけばいいのでしょうか?



明日、その具体的な方法を紹介していきます。







「天職に恵まれるためにどんな就活をしていけばいいか?」をテーマにした
無料ネットセミナーを以下のページでやっていますので、こちらも参考にしてください。
http://www.venturmanagement.com/up-personal/index.html#tseminer
(このページでは、天職就活マニュアルもダウンロードできるようにしています。)
是非、ご活用ください。
このページ。テスト的に行っているので、いつ閉鎖するか分かりません。ご興味のある方は、お早めにチェックお願いします。